田中貴金属の金買取の流れ|必要なもの・本人確認・当日の所要時間まで

金やプラチナの売却を検討する際、真っ先に候補に挙がるのが国内最大手の田中貴金属工業です。その信頼性は高く、ロンドン地金市場協会(LBMA)公認の鑑定能力を誇ります。

しかし、いざ店舗へ向かおうとしても「何を持っていけばいいのか」「手数料はいくらかかるのか」など、不安を感じる方も多いはずです。本記事では、田中貴金属(直営店およびRE:TANAKA受託店)での買取手続きについて、最新の規定に基づき徹底解説いたします。

目次

1. 買取・売却に必要な持ち物リスト

田中貴金属での取引は、コンプライアンス遵守のため本人確認が非常に厳格です。取引金額によって必要な書類が異なるため、事前に必ずチェックしてください。

1-1. 全員必須:本人確認書類

以下のいずれか(有効期限内、原本に限る)が必要です。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 日本国パスポート
  • 住民基本台帳カード(写真付き)
  • 在留カード(または特別永住者証明書)

1-2. 取引額が200万円を超える場合

所得税法の規定により、支払調書の提出が義務付けられています。そのため、上記の本人確認書類に加えて「個人番号(マイナンバー)が確認できる書類」が必須となります。

  • マイナンバーカード(これ一枚で本人確認も兼ねられます)
  • 通知カード(氏名、住所等が住民票と一致しているもの)
  • マイナンバー記載の住民票(発行から6ヶ月以内)

1-3. 支払いが振込になる場合(100万円超など)

高額取引では現金受け取りが制限されるため、以下の情報が必要です。

  • ご本人様名義の銀行口座情報(キャッシュカードや通帳の控え)

2. 当日の買取・査定のステップ

店舗での手続きは、透明性を重視した対面形式で行われます。大まかな流れは以下の通りです。

  1. ご来店・受付:予約は原則不要ですが、混雑状況により整理券が配布されます。
  2. 商品の確認・計量:目の前で計量が行われます。ジュエリーの場合は、宝石や貴金属以外のパーツを除いた重量で算出されます。
  3. 鑑定・分析:X線分析装置などを用いて、貴金属の純度(品位)を正確に測定します。
  4. 価格提示:その日の店頭公表価格に基づき、手数料を差し引いた買取金額が提示されます。
  5. ご成約・お支払い:金額に納得すれば伝票に署名し、代金を受け取ります。

【注意】一度成約した取引のキャンセルはできません
田中貴金属では、買取契約が成立した直後に商品の精錬プロセス等に回されるため、クーリングオフの対象外となります。納得した上での売却が求められます。

3. 手数料の仕組み(インゴット売却の場合)

資産用の金地金(インゴット)を売却する場合、重量によって「買取手数料」が発生します。500g以上の取引では手数料はかかりませんが、小分けのインゴットには注意が必要です。

対象商品の重量手数料(1本あたり)
500g以上無料
100g以上 〜 500g未満8,800円(税込)
100g未満4,400円(税込)

※上記は国内ブランド(田中貴金属、三菱マテリアル等)の場合です。海外ブランドのバーについては、別途追加手数料や買取制限がかかる場合があります。

4. 当日の所要時間と待ち時間の目安

店舗の混雑状況や持ち込み点数に大きく左右されますが、標準的な目安は以下の通りです。

  • 査定から支払いまでの時間:30分 〜 1時間程度
  • 待ち時間:平日の午前中は比較的スムーズですが、連休前後や価格変動が激しい日は2〜3時間待ちになることも珍しくありません。

特に銀座本店などの直営店は混み合うため、時間に余裕を持って来店することをお勧めします。また、閉店1時間前には受付を締め切る店舗が多いため注意が必要です。

5. 知っておくべき重要ルールと注意点

5-1. 「100万円の壁」と支払い方法

防犯上の観点から、1日の合計買取額が100万円を超える場合、原則として現金での受け取りはできず、後日の銀行振込となります(振込手数料は田中貴金属負担)。

5-2. 買取できないもの

田中貴金属(RE:TANAKA)では、以下のものは買い取ることができません。

  • 金メッキ(GP/GF刻印)、真鍮製品
  • 工業用・歯科用の特定製品(一部店舗を除く)
  • 海外で購入した品位不明のジュエリー
  • コインが埋め込まれた加工品で、外せないもの

6. まとめ:安心して売却するために

田中貴金属での買取は、他店と比較して「手数料の透明性」と「鑑定の正確性」において圧倒的な安心感があります。査定時に一点一点、目の前でデジタル秤に乗せて重量を見せてくれる姿勢は、長年の信頼の証と言えるでしょう。

昨今の金相場高騰を受け、買取店が急増していますが、中には「査定料」や「分析料」という名目で不明瞭な差し引きを行う業者も存在します。田中貴金属は、公表価格から所定の手数料(バー手数料など)を引くのみで、非常にクリアな体系です。特に相続したインゴットや、大切な思い出のある高価なジュエリーを売却するなら、多少の待ち時間があっても同社のような老舗直営店を選ぶのが、最終的な手残り金額と精神的な納得感において最善の選択と言えます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

URITOKUは、売れて得する情報を発信するウェブメディアです。日々の生活に役に立つ様々な情報を発信していきます。

※記事は監修人、ライターのリサーチによって、作成されウリトク編集部によって編集されています。

※フリーペーパー URITOKU MAGAZINE も発行しています。
【Vol.1(電子版)は、こちらからダウンロード】

目次