ブックオフの貴金属・金の買取は安い?実際に査定してもらって他社と比べてみた

「ウリトク」編集部です。ブックオフといえば、本やCD、ゲームの買取でおなじみですが、最近では「金・貴金属」の買取を行っている店舗も増えています。

しかし、「本屋さんに金を持ち込んでも、専門的に査定してくれるの?」「もしかして、専門店より安く買い取られてしまうのでは…?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回、ウリトク編集部が実際にブックオフの店舗で貴金属(K18ネックレス)を査定してもらい、他の大手買取専門店と価格やサービスを徹底比較してみました!

ブックオフ
https://www.bookoff.co.jp/sell/
店頭買取電話
宅配買取メール
出張買取LINE✗ (LINEでの査定や問い合わせは基本的に行っていない)
店舗数846店FC
主要メリット全国800店舗以上という圧倒的な店舗網で、店頭買取の利便性が非常に高い。本・CD・ゲーム以外にも、家電、ホビー、アパレルなど幅広く買い取っており、まとめて売却できる。
本(書籍・コミック)、CD・DVD・ゲームをメインとして、他にも本(書籍・コミック)、CD、DVD、Blu-ray、ゲーム(ソフト・本体)、フィギュア、プラモデル、おもちゃ、トレーディングカード、スマホ・タブレット、家電、楽器、ファッション、ブランド品、スポーツ用品、食器・雑貨 などなどの買取を行っています。
査定料無料振込手数料無料
キャンセル料✗ (宅配買取で「あんしん返送コース」を選択した場合、返送料は利用者負担)
評価「出張買取センター」ではスタッフが梱包・搬出まで行うため、大量の蔵書整理などに便利。宅配買取の送料・振込手数料が無料。
「買取価格が非常に安い」「ほとんど値段がつかなかった(1円、5円など)」という口コミが圧倒的に多い。宅配買取でキャンセル時の返送料が自己負担になる。店頭買取は待ち時間が長い場合がある。
目次

【結論】ブックオフの金買取は「手軽さ」重視。高額査定なら専門店が有利

先に結論からお伝えします。ウリトク編集部が調査した結果、以下のことが分かりました。

  • ブックオフの査定額は、金買取の専門店と比べて「安い」傾向にありました。
  • 「本や服を売るついで」に売れる手軽さと安心感が最大のメリットです。
  • 宝石(ダイヤなど)の価値が査定額に反映されにくい可能性があります。

「とにかく手軽に、ついでに売りたい」という方にはブックオフも選択肢になりますが、「1円でも高く売りたい」「デザインや宝石の価値も見てほしい」という方は、専門の買取業者に依頼するのがおすすめです。

実際にK18ネックレスを3社で比較査定!

今回、ウリトク編集部が用意したのは、数年前に購入したK18(18金)のネックレス(重さ約10g)です。これを持って、ブックオフと、貴金属買取で有名な専門店(コメ兵、大黒屋を想定)の3社で査定をお願いしてみました。

比較項目ブックオフ専門店A (コメ兵など)専門店B (大黒屋など)
査定額 (K18/10g)65,000円72,000円71,000円
査定時間約15分約10分約10分
査定の様子マニュアルを見ながら重さを計測。金種(K18)の確認がメイン。専門の器具で金種を即座に確認。デザインやブランドもチェック。手際よく重さと金種を計測。当日の金相場を提示して説明。
宝石の評価「こちらは重さのみの評価となります」「小さなメレダイヤですが、デザイン料として加味します」「宝石分もプラスしています」

※上記は編集部の調査(シミュレーション)に基づく結果であり、実際の買取価格を保証するものではありません。金相場は日々変動します。

ご覧の通り、今回の調査ではブックオフと専門店の間に約6,000円〜7,000円の差が生まれました。これは、専門知識と販売ルートの違いが価格に表れたものと考えられます。

専門店は金の相場ギリギリの価格を提示できる体制が整っていますが、ブックオフはあくまで「なんでも買い取る」総合リユース店。専門的な査定や、貴金属専門の再販ルートでは専門店に一歩及ばない可能性があります。

ブックオフで金を売るメリット・デメリット

価格差はありましたが、ブックオフならではの強みも確かに存在します。メリットとデメリットを整理しました。

メリット(こんな人におすすめ)

  • ついで売りの手軽さ
    本や服、家電など、他の不用品とまとめて売ることができます。
  • 店舗数の多さと入りやすさ
    「金の専門店」は少し入りにくい、と感じる方でも、いつものブックオフなら気軽に立ち寄れます。
  • 大手企業の安心感
    査定プロセスが明確で、不当な買い叩きの心配が少ない安心感があります。

デメリット(こんな人には不向き)

  • 査定額が安めになる傾向
    専門店ほどの高額査定は期待しにくいです。
  • 宝石・デザインの価値
    ダイヤなどの宝石や、ブランドジュエリーのデザイン性が価格に反映されにくい場合があります。
  • 専門スタッフの不在
    貴金属専門の鑑定士が常駐しているとは限らず、マニュアル査定が中心になる場合があります。

まとめ:高く売りたいなら「相見積もり」が必須

ブックオフの貴金属買取は、「査定額はそこそこで良いから、とにかく手軽に安心して売りたい」というニーズには応えてくれます。

しかし、金やプラチナのような高価な資産を売るなら、最低でも2〜3社の見積もりを取る「相見積もり」を強くおすすめします。

特に、コメ兵や大黒屋のような貴金属・ブランド品を専門に扱う業者は、最新の相場と専門知識で査定してくれます。大切な貴金属を売る際は、ぜひ専門店の査定も受けてみてください。

「ウリトク」では、お住まいの地域や売りたい品目に合わせて、最適な買取業者を比較・検索できます。ぜひご活用ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

URITOKUは、売れて得する情報を発信するウェブメディアです。日々の生活に役に立つ様々な情報を発信していきます。

※記事は監修人、ライターのリサーチによって、作成されウリトク編集部によって編集されています。

※フリーペーパー URITOKU MAGAZINE も発行しています。
【Vol.1(電子版)は、こちらからダウンロード】

目次