こんにちは、買取業者比較サイト「ウリトク」編集部です。
「雑貨屋さんで買った安い時計、もう使わないけれど捨てるのはもったいない…」
「ノーブランドの古い時計が引き出しから出てきたけれど、これって売れるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?一般的に、ロレックスやオメガのような高級時計以外は「値段がつかない」と思われがちです。しかし、実は「売り方」や「素材」によっては、ノンブランド時計でもしっかりと現金化できるケースがあります。
この記事では、2025年の最新市場データをもとに、ノンブランド時計が売れる条件と、おすすめの売却先について徹底解説します。
そもそも「売れる時計」と「売れない時計」の境界線は?
まず、ご自身の時計がどのタイプに当てはまるかを確認しましょう。中古市場では、以下のように分類されます。
| タイプ | 特徴 | 買取の可能性 |
|---|---|---|
| ブランド時計 | ロレックス、セイコーなど | 高(ほぼ売れる) |
| ファッション時計 | アパレルブランドの時計 | 中(流行による) |
| ノンブランド時計 | 数千円の雑貨、ロゴなし、付録 | 低(原則不可だが例外あり) |
基本的に、定価が数千円のノンブランド時計は、中古で販売しても数百円にしかなりません。お店側としては、電池交換やクリーニングの人件費で赤字になってしまうため、「買取不可」または「無料引き取り」になるのが一般的です。
それでも売れる!意外な「お宝」パターン
しかし、諦めるのはまだ早いです。以下の条件に当てはまれば、ノンブランドでも高値で売れる可能性があります。
1. 素材が「金(ゴールド)」である場合
これが最も大きなチャンスです。古い時計や遺品の中には、ブランド名が有名でなくても、ケースやベルトに「K18(18金)」や「Pt900(プラチナ)」が使われているものがあります。
現在、金相場は歴史的な高騰を続けています。もし金無垢時計であれば、時計として動かなくても、金を溶かして再利用できるため、数万円〜十数万円という驚きの価格になることがあります。
2. 海外輸出ルートを持っている業者に売る場合
日本では「ゴミ」に見える古い時計も、東南アジアや中東などの海外では「日本品質の時計」として需要があります。こうした海外販路を持つ業者であれば、ノンブランド品もまとめて買い取ってくれます。
ノンブランド時計のおすすめ売却先・処分方法
時計の状態や目的に合わせて、持ち込むお店を選びましょう。ここを間違えると「買取不可」で返されてしまいます。
【推奨】エコリング (Eco Ring):海外需要で買い取る
ノンブランド時計を売りたい場合、最もおすすめなのがエコリングです。
彼らは強力な海外輸出ルートを持っているため、「他店で断られた時計も持ち込んでください」と公言しています。店頭買取はもちろん、ブランドバッグなどと一緒に送る「宅配買取」なら、雑貨類もまとめて引き受けてくれるため便利です。
【素材重視】なんぼや・ザ・ゴールド:金ならここへ
もし時計の裏蓋に「K18」や「750」という刻印があったら、リサイクルショップではなく、なんぼややザ・ゴールドのような貴金属に強い買取店へ持ち込みましょう。時計としてではなく「金」として、重量ベースで高額査定をしてくれます。
【部品取り】ハードオフ (HARD OFF):壊れていてもOK
電池が切れて動かない時計や、ガラスが割れている時計は、ハードオフの「ジャンクコーナー」が狙い目です。部品取り(パーツ取り)を目的に探しているマニアがいるため、数十円〜100円程度ですが、値段をつけてくれることがあります。
【社会貢献】TiCTAC (チックタック):寄付して割引券をもらう
もし新しい時計を買う予定があるなら、時計専門店のTiCTACが行っている「下取りキャンペーン」を利用するのも賢い手です。
不要な時計を回収してもらう代わりに、新しい時計が10%OFFになるチケットをもらえます。回収された時計は寄付活動などに役立てられるため、気持ちよく手放すことができます。
あなたに最適な処分ルートは?
ウリトク・フローチャート
- 金(K18)の刻印がある 👉 貴金属買取店へ(一攫千金のチャンス!)
- 新しくてきれいな状態 👉 セカンドストリートやブックオフへ(ファッションとして評価)
- 古い・動かない・大量にある 👉 エコリングへ(まとめて処分)
- 値段がつかなくてもいい・買い替えたい 👉 TiCTACへ(割引券ゲット)
まとめ
最後に、ウリトクとしての結論をお伝えします。
ノンブランド時計の処分において最も重要なのは、「売る相手(業者)を見極めること」です。
単体では価値が低いノンブランド時計も、「金素材」として見れば資産になり、「海外への輸出品」として見れば資源になり、「寄付」として見れば社会貢献のツールになります。これらを全て「燃えないゴミ」として捨ててしまうのは、経済的にも環境的にも非常にもったいないことです。
特に今は円安や資源高の影響で、「リユース(再利用)」の価値が見直されています。まずは「金ではないか?」を確認し、次に「まとめてエコリング」などを検討する。このように視点を少し変えるだけで、手元の時計はただのゴミから「価値ある資源」へと変わるのです。

