LILYは高く売れる? 中古相場と、おすすめの売り方、買取業者の比較

記事に掲載された買取価格は参考価格です。相場、状態により変わります。

浅草の職人が作るレザーバッグ、手放す前に知っておきたい「本当の価値」

「昔買ったLILYのバッグ、クローゼットに眠ったまま…」
「革がくたびれて使用感があるけれど、売れるのかな?」

もし、そんな風に思って処分を考えているなら、少し待ってください。

実は、LILY(リリィ)のバッグは、「新品の綺麗さ」よりも「使い込まれた革の味わい」が評価される珍しいブランドなのです。特に「REAL MIND」や「FORO(フォロ)」といった人気シリーズは、レザー好きの間で根強い需要があります。

この記事では、ご自宅にあるLILYのバッグがいくらくらいになるのか、そして損をしないための「賢い売り方」について、分かりやすくご紹介します。

目次

いくらで売れる?アイテム別・平均買取価格の目安

まずは、LILYのバッグが中古市場で実際にどのくらいの価格で取引されているのか、目安を見てみましょう。ここでは、状態が「並〜美品」の場合の平均的な相場をまとめました。

  • リュック・バックパック4,000円 ~ 10,000円
  • 2WAY・3WAYショルダーバッグ3,000円 ~ 8,000円
  • トートバッグ2,000円 ~ 6,000円
  • 財布・小物類500円 ~ 2,500円

※価格は状態やその時の市場需要により変動します。特にリュックや、キャメル・ブラウン系の「革らしい色」は高値がつきやすい傾向にあります。

どこで売るのが正解? 失敗しない業者の選び方

⚠️ ここは注意!総合リサイクルショップの落とし穴

家具や家電も扱う一般的な「総合リサイクルショップ」に持ち込むのは、あまりおすすめできません。

なぜなら、専門知識がないスタッフの場合、LILYの特徴である「ヴィンテージ加工(最初からある色ムラやシワ)」を「ただの汚れや傷」と判断してしまうことがあるからです。その場合、数百円〜1,000円程度と、相場よりかなり安く査定されてしまう可能性があります。

おすすめは「ファッション・レザー製品に強い」業者

LILYの価値を正しく理解してくれるのは、アパレルやブランド品を専門に扱う業者です。全国対応(宅配買取など)しており、実績のあるショップをいくつかご紹介します。

エコリング (Eco Ring)

ブランド品だけでなく、使い込んだレザー製品もしっかり評価してくれます。「ボロボロでもOK」というスタンスのため、使用感が強いバッグでも安心して依頼できます。公式サイトを見る

トレファクスタイル (Trefac Style)

ファッション専門のリユースショップです。スタッフの感度が高く、「浅草の職人ブランド」としての価値やデザイン性を理解してもらいやすいのが特徴です。公式サイトを見る

セカンドストリート (2nd STREET)

店舗数が多く持ち込みやすいのが魅力。Web宅配買取でも、国内ブランド(ドメスティックブランド)としてしっかり査定対象になります。公式サイトを見る

ブランディア (Brandear)

CMでもおなじみの宅配買取大手です。取り扱いブランド検索で「REAL MIND」や「LILY」がヒットするため、システム化された安心の査定が受けられます。公式サイトを見る

少しでも高く売るための3つのポイント

査定に出す前に、ほんの少しの手間で査定額が変わることがあります。

  1. 「カビ」と「匂い」をチェック
    レザー製品の大敵はカビです。もし発生していたら、乾いた布で優しく拭き取り、風通しの良い場所で陰干ししてから査定に出しましょう。
  2. シリーズ名を伝える
    タグに「LILY」としか書いていなくても、もし「REAL MIND」や「FORO(フォロ)」などのシリーズ名をご存知であれば、メモを添えるか口頭で伝えてください。これだけで査定員の見る目が変わります。
  3. 付属品を忘れずに
    特に2WAYバッグの「ショルダーベルト」は重要です。これがないと使い勝手が悪くなるため、査定額が下がってしまいます。家の中を探して、セットにしておきましょう。

よくある質問と答え (FAQ)

Q. 元々ダメージ加工があるバッグですが、傷として減額されませんか?

専門のバイヤーであれば、それが「味」である加工なのか、後からついた「傷」なのかを見極められます。念のため査定時に「ヴィンテージ加工のデザインです」と一言添えるとより安心です。

Q. かなり使い込んで、革がクタクタですが売れますか?

売れます!LILYのバッグは「育てる革」が魅力なので、クタクタ感も魅力の一つと捉えられます。ただし、破れやファスナーの破損など「機能的な欠陥」がある場合は値段がつかないこともあります。

Q. 箱や保存袋がありません。

問題ありません。ハイブランドと違い、LILYのような実力派レザーブランドは、箱の有無よりも「革の状態」そのものが重視されます。

LILYのバッグは、職人の魂が込められた温かい製品です。あなたの手元で大切に使われてきたバッグが、適正な価格で次の持ち主に渡ることを願っています。

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この記事を書いた人

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