こんにちは、買取業者比較サイト「ウリトク」編集部です。
「使わなくなったカルティエの時計、どこで売ればいいの?」「セイコーのルキアは高く売れる?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
実は今、円安や海外需要の高まりにより、レディース時計の買取市場はかつてない盛り上がりを見せています。しかし、すべての時計が高く売れるわけではありません。「世界的に人気のある資産価値の高い時計」と「国内で人気のある実用時計」では、売るべきお店も戦略も全く異なります。
この記事では、最新の調査データに基づき、あなたの時計を少しでも高く買い取ってくれるおすすめ業者と、ブランド別の攻略法を徹底解説します。
おすすめ買取業者3選:あなたの時計に合うのはどこ?
レディース時計を売るなら、以下の3社が有力な候補になります。それぞれの特徴を知って、自分に合った業者を選びましょう。
1. ナンボヤ (Nanboya):スピードと故障品に強い
ナンボヤは、徹底した効率化とテクノロジー活用で高額査定を実現している業者です。最大の特徴は自社に時計修理工房を持っていることです。
そのため、他店では「買取不可」と言われるような電池切れや故障した時計でも、修理コストを抑えられる分、高く買い取ってくれます。LINE査定の利便性も高く、手軽に売りたい方におすすめです。
2. コメ兵 (KOMEHYO):ハイブランドの高額査定なら
日本最大級のリユースデパートであるコメ兵は、圧倒的な資金力と販売データを持っています。特にロレックスやカルティエなどのハイブランド時計に関しては、市場の「基準点」とも言える高額査定を提示してくれます。
「状態の良いブランド時計」を持っているなら、まずはコメ兵で査定してもらうのが鉄則です。
3. ザ・ゴールド (THE GOLD):女性も安心の出張買取
ザ・ゴールドは、着物や貴金属の買取で有名ですが、時計買取も行っています。特筆すべきは「女性スタッフの多さ」です。
出張買取を依頼する際、男性スタッフが家に来ることに抵抗がある方も多いでしょう。ザ・ゴールドなら女性スタッフが対応してくれるケースが多く、親しみやすい接客で安心して取引ができます。
【ブランド別】買取相場と高く売るポイント
時計のブランドによって、市場での評価は大きく分かれます。
| ブランド | 市場タイプ | 売却のコツ |
|---|---|---|
| カルティエ (Cartier) (タンク、パンテール等) | グローバル資産 世界中で人気 | 保証書が命! 保証書がないと数万円〜20万円も減額される可能性あり。必ず探しましょう。 |
| ロレックス (Rolex) (デイトジャスト等) | 最強の資産 値崩れしにくい | 壊れていても売れる ボロボロでも部品価値があるため、捨てずに専門店へ。 |
| シャネル (CHANEL) (J12等) | ファッション資産 素材に注意 | セラミックの割れに注意 傷には強いが、割れていると大幅減額になります。 |
| セイコー (Lukia) シチズン (xC) | 国内実用品 機能重視 | 「早め」か「まとめ売り」 年数が経つと価値が下がりやすい。バッグ等と一緒に売って交渉しましょう。 |
国産時計(ルキア・クロスシー)の売り方
セイコー ルキアやシチズン クロスシーは、働く女性に大人気ですが、中古市場では「家電」に近い扱いになります。機能が古くなると価格が下がりやすいため、「使わない」と思ったら1日でも早く売るのが正解です。
査定額をアップさせる3つの裏技
最後に、少しでも手取り額を増やすためのテクニックをご紹介します。
売却前のチェックリスト
- ピカピカに磨く
爪楊枝や布を使って、ベルトの隙間の汚れを落とすだけで、査定員の印象が良くなりランクアップの可能性があります。 - 電池交換をしておく
クォーツ時計が止まっていると「故障リスク」として数千円〜数万円引かれることがあります。安く交換できるなら、動く状態で売った方がお得です。 - キャンペーンを狙う
決算期(3月・9月)やボーナス前は「買取強化キャンペーン」が実施されやすいです。LINEなどで情報をチェックしましょう。
まとめ
今回の調査を通じて見えてきたのは、レディース時計市場の「二極化」です。
ロレックスやカルティエは、もはや単なる装飾品ではなく「金融資産」としての側面が強くなっています。これらを売る際は、コメ兵やナンボヤのような資金力のある大手で、相見積もりを取ってシビアに価格を追求すべきです。
一方で、セイコーやシチズンなどの国内ブランドは「実用品」としての価値がメインです。これらは時間が経つほど価値が下がってしまうため、「いつか使うかも」としまっておくのが一番の損失になります。ナンボヤなどで他の不用品とまとめて売却し、スッキリと現金化することをおすすめします。
あなたの時計が「資産」なのか「実用品」なのかを見極め、最適なパートナー(買取業者)を選ぶことが、満足のいく売却への近道です。

