【2025年最新】時計の買取相場をブランド別に一覧解説!ウリトクが教える調べ方

こんにちは、買取業者比較サイト「ウリトク」編集部です。

「そろそろ時計を買い替えたいけれど、今売るのは損?得?」
2025年に入り、歴史的な円安とインフレの影響で、高級時計の「資産価値」がますます注目されています。実は今、一部のモデルでは買った時よりも高く売れるという現象が起きているのをご存知でしょうか。

この記事では、2025年の最新市場データを基に、ロレックスやオメガなどの人気ブランドの買取相場を徹底解説します。さらに、プロのバイヤーも使っている「相場の調べ方」もこっそりお教えします。

目次

なぜ今、時計が高く売れるのか?

ブランドごとの解説に入る前に、市場全体のトレンドを簡単に押さえておきましょう。2025年の時計市場が高騰している主な理由は以下の2点です。

止まらない「円安」の影響

1ドル=158円前後という円安水準が続いているため、海外ブランドの時計の国内定価が上がり続けています。新品の定価が上がれば、当然ながら中古市場の価格も引っ張られる形で上昇します。

「実物資産」としての人気

不安定な経済状況の中、現金の価値が目減りするリスクを避けるため、価値が下がりにくい「実物資産」として高級時計を持つ人が増えています。特に海外からのバイヤーが、割安な日本の良質な中古時計を買い漁っていることも、相場を押し上げる要因となっています。

【ブランド別】2025年の買取相場トレンド

それでは、主要ブランドの具体的な動きを見ていきましょう。

1. ROLEX(ロレックス):王者の相場は「二極化」へ

ロレックスは依然としてリセールバリューの王者ですが、全てのモデルが上がっているわけではありません。人気モデルとそれ以外で差がついてきています。

モデル名2025年11月 参考買取相場特徴
GMTマスターII (ペプシ)約312万円定価の2倍以上。ジュビリーブレス仕様が特に人気。
エクスプローラーI (40mm)約135万円サイズ回帰により需要増。短期間で上昇傾向。
デイトジャスト36約169万円「スレートローマ」や「ミントグリーン」文字盤なら定価超えも。

2. OMEGA(オメガ):スピードマスターが驚異の急上昇

ここ数年で最も評価を上げたのがオメガです。特に「スピードマスター プロフェッショナル」は、6年前と比較して買取価格が2倍以上になっているモデルもあります。

  • スピードマスター プロフェッショナル:以前は20〜30万円台だった中古品が、現在は50〜60万円台で取引されています。
  • 限定モデル:スヌーピーコラボや東京オリンピック限定モデルは、定価を大きく上回るプレミア価格がついています。

3. CARTIER(カルティエ):安定感抜群の「換金率」

カルティエは、流行り廃りのないデザインで安定した人気を誇ります。「サントス ドゥ カルティエ」などは、中古でも値崩れしにくく、買った値段に近い金額で売れるケースが多いのが特徴です。

4. その他の注目ブランド

グランドセイコー:「雪白(Snowflake)」などの人気モデルは海外評価が高く、買取価格は60万円前後と堅調です。
パテック・フィリップ:「アクアノート」などは天井知らずの上昇を見せており、1,000万円を超える買取額も珍しくありません。

プロ直伝!自分で相場を調べる方法

「自分のお店での査定額が適正か分からない…」そんな時は、以下のツールを使ってセルフチェックしてみましょう。

おすすめリサーチツール

  • Chrono24(クロノ24)
    世界最大級の時計マーケットプレイスです。「ウォッチスキャナー」機能を使えば、スマホで時計を撮影するだけで、世界中の相場をもとにした推定価値が分かります。
  • LINE査定
    お店に行く前に、写真を撮ってLINEで送るだけで概算の査定額を教えてくれます。明るい場所で「文字盤」「ベルトの伸び」「付属品」をしっかり撮るのがコツです。
  • 一括査定サービス
    一度の申し込みで複数の業者から見積もりを取れるサービスです。業者間の競争が起きるため、高値がつきやすくなります。

少しでも高く売るための「交渉術」

相場を知った上で、最後の一押しで買取額をアップさせるテクニックがあります。

まずは「買い替え(下取り)」を伝えることです。「この売却金で、御社で次の時計を買いたい」と伝えると、店側は販売利益も見込めるため、査定額を上乗せしてくれる可能性が高まります。

また、「売るタイミング」も重要です。ボーナス商戦前の10月〜12月や、円安が加速しているタイミングは、業者も在庫を確保したいため、高額査定が出やすい時期です。

まとめ

最後に、2025年の時計買取市場についての結論をお伝えします。

現在の市場は「二極化」「実需への回帰」が進んでいます。
かつてのように「ロレックスなら何でも上がる」というバブル的な状況は落ち着き、本当に価値のあるモデルや、状態の良い個体が正当に評価される健全な市場になっています。

特にオメガやカルティエの躍進は、「投機」ではなく「純粋に良い時計を長く使いたい」という世界的なニーズの表れと言えるでしょう。これから時計を売る方は、単なるブランド名だけでなく、そのモデルが持つ「現在の市場価値」をしっかりリサーチしてから動き出すことを強くおすすめします。それが、大切な時計を後悔なく手放すための最短ルートです。

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この記事を書いた人

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