【2025年最新】ロレックス詐欺に遭わないために!「認定中古(CPO)」と「宅配買取」の賢い使い分け術

資産価値を守りながら、安全に売買するための完全ガイド

まずは結論から:
2025年、ロレックス市場は大きく変わりました。「トケマッチ」のような事件を教訓に、「貸す」のではなく「信頼できる業者に売る」のが鉄則です。また、買うなら「認定中古(CPO)」が最も安心です。

「手元のロレックスを売りたいけれど、どこが安全かわからない」「ニュースで見た時計の詐欺事件が怖い」……そんな不安をお持ちではありませんか?

2025年の今、ロレックスを取り巻く環境は激変しています。この記事では、皆様の大切な資産を守り、少しでも高く、そして何より安全に手放す(あるいは手に入れる)ためのポイントを解説します。

掲載されてる価格は相場、状態により変わります。参考価格とお考えください。

記事の監修

【監修:三栗 幹

ブランド買取・鑑定士として活動してる三栗と申します。
この業界に入り早15年、これまでに査定したお品物は5万点を超えました。40代を迎え、単に「モノの値段」を付けるだけでなく、お客様がそのお品物と過ごした「時間や愛着」にも寄り添う査定を心がけいます。

【専門分野・強み】

  • ハイブランド時計(ロレックス、オメガ等)の真贋・評価
  • ヴィンテージバッグの価値発掘

プロフィール

※本記事は監修人とウリトク編集部の編集によって作成されています。

目次

1. 「中古は不安…」を解決するロレックス認定中古(CPO)

「中古のロレックスを買いたいけれど、偽物や改造品だったらどうしよう」という悩みは、多くの人が抱えています。そこで登場したのが、ブランド公式の認定中古プログラム(CPO)です。

なぜCPOなら安心なのか?

これは、ロレックス自身が「本物であること」を保証する仕組みです。時計は一度バラバラに分解され、部品の一つひとつまで検査されます。合格したものだけに、特別な「グリーンシール」と認定証が与えられます。

街の中古店よりも価格は2割〜3割ほど高くなりますが、それは「絶対に偽物ではない」という安心料です。特に初めてロレックスを買う方や、プレゼント用には最適です。

CPO取扱い店舗例:
現在はロレックス公式サイトなどで確認できる正規販売店(レキシア、大丸、高島屋などの一部店舗)で展開されています。

認定中古(CPO)の3大条件

ただの中古品ではありません。以下の厳しい条件をクリアしたものだけがCPOとして販売されます。

  1. 製造から3年以上経過している: 発売直後の転売品などは対象外です。「きちんと使われた時計を公式が再生する」という理念があります。
  2. すべて純正部品: 内部のネジ一本に至るまで、ロレックス純正部品であることが保証されます。
  3. CPO専用の付属品: 通常の緑タグではなく、「白(ベージュ)のタグ」「認定中古保証書」が新たに発行されます。

【徹底比較】認定中古 vs 一般中古店 vs フリマ

価格は高いですが、その分「安心」のレベルが段違いです。それぞれの違いを表にまとめました。

項目認定中古 (CPO)一般中古店 (優良店)フリマ・個人売買
価格帯高い (定価以上も多い)適正相場安い (リスク大)
真贋保証100%本物 (公式保証)店舗の鑑定士依存保証なし (危険)
保証期間国際保証 2年間店舗独自保証 (6ヶ月〜1年)なし
メンテナンス公式サービスセンターで実施自社または提携工房現状渡し

【2025年版】主な認定中古(CPO)取扱店リスト

日本国内でも、東京などの主要都市を中心にCPOを取り扱うブティックが増えています。実物を手に取って確認できるのが最大のメリットです。

店舗名エリア特徴
ロレックス ブティック 表参道東京・表参道CPO専用ページもあり、認定中古の取り扱いに非常に積極的です。おしゃれなエリアでゆったり選べます。
ロレックス ブティック レキシア 銀座並木通り本店東京・銀座国内最大級のロレックス正規品専門店。新品だけでなく認定中古のラインナップも充実しています。
ロレックス ブティック 六本木ヒルズ東京・六本木けやき坂通りに面したラグジュアリーな店舗。土地柄、希少なモデルが入荷することも。
ロレックス ブティック レキシア 大阪心斎橋店大阪・心斎橋関西エリアの拠点。西日本にお住まいの方はこちらをチェックするのがおすすめです。

※取扱状況や在庫は日々変動します。訪問前に必ず電話や公式サイトで「認定中古の在庫はありますか?」と確認することをおすすめします。

2. あなたのデイトナはいくら? 2025年の相場事情

「昔買ったデイトナ、今売ったらいくらになるんだろう?」と気になっている方も多いでしょう。結論から言うと、依然として高値が続いています。

デイトナ(Ref. 126500LN)の現状

特に人気なのが、文字盤が白の「パンダ」と呼ばれるモデルです。黒文字盤よりも約100万円近く高い価格で取引されることもあります。

2025年には定価の値上げも予想されており、それに引っ張られる形で中古相場も底堅く推移しています。「売り時」を逃さないためには、こまめなチェックが必要です。

【保存版】主要モデルの流通相場&特徴リスト(2025年現在)

「定価」と、実際に市場で取引される「流通相場(実勢価格)」には大きな差があります。人気モデルの目安をまとめました。

モデル名流通相場目安
(中古〜新品)
特徴・メモ
コスモグラフ デイトナ
(SSモデル)
450万〜
600万円

圧倒的No.1資産価値。
特に白文字盤(パンダ)は人気が高く、黒文字盤より高値がつきます。正規店での購入は「マラソン」が必要なほど困難。
サブマリーナー デイト
(Ref.126610LNなど)
210万〜
260万円

ダイバーズウォッチの王道。
黒文字盤が定番ですが、緑ベゼル(通称:グリーンサブ)はさらに高額で取引されます。流行に左右されない鉄板モデル。
GMTマスターII
(ペプシ/バットマン)
250万〜
400万円

ツートンカラーのベゼルが特徴。
赤青(ペプシ)や青黒(バットマン)が特に人気。ジュビリーブレス(5連ブレス)の方がやや相場が高い傾向にあります。
エクスプローラー I
(Ref.124270)
130万〜
160万円

シンプルイズベスト。
ビジネスでも使いやすく、初めてのロレックスに選ぶ人が多いモデル。36mmという絶妙なサイズ感が日本人腕にフィットします。
オイスターパーペチュアル
(カラーダイヤル)
120万〜
250万円

文字盤の色で価格が激変。
特に「ターコイズブルー」や「グリーン」は定価の倍以上のプレミア価格がついています。サイズ展開も豊富。
デイトジャスト 36/41
(SS/WGコンビ)
150万〜
200万円

ロレックスの顔。
以前は落ち着いた相場でしたが、最近は「ミントグリーン」や「スレート(ウィンブルドン)」文字盤の人気が爆発し、入手困難になっています。

※相場は2025年時点の概算であり、状態や付属品の有無、為替相場により大きく変動します。

3. 【重要】査定額を1円でも上げるための「3つの秘訣」

同じ時計でも、売り方ひとつで数万円〜数十万円の差が出ることがあります。リサーチで判明した「損をしないためのポイント」をまとめました。

① 付属品は「ゴミ」だと思わないで!

ロレックスの査定において、付属品は本体と同じくらい重要です。特に「保証書(ギャランティカード)」の有無は致命的です。

  • 保証書(ギャランティカード): これがないだけで5万〜30万円ほど減額される場合があります。
  • 余りコマ(ブレスレットのコマ): 手首が太い人が買えなくなるため、欠品は減額対象です。1コマ数千円〜数万円の価値があります。
  • 箱(内箱・外箱): 数千円〜1万円程度の差が出ます。ボロボロでも必ず一緒に査定に出しましょう。

② オーバーホール(修理)はしてから売るべき?

結論:そのままで売ってください。

「きれいな方が高く売れる」と思いがちですが、修理代(5万〜10万円)以上に査定額がアップすることは稀です。買取店は自社や提携工房で安く修理できるため、ボロボロの状態でもそのまま査定に出すのが一番「お得」です。

③ 円安のタイミングを見逃さない

ロレックスは世界中で取引されるため、相場は為替(ドル円)の影響を強く受けます。一般的に「円安」になると買取価格は上がります。ニュースで「円安が進んでいる」と聞いたら、売り時のサインかもしれません。

4. 忙しい人のための「宅配買取」と「LINE査定」

「近くに買取店がない」「お店に持っていくのが怖い」という方に選ばれているのが、宅配買取です。2025年のスタンダードな売却方法になっています。

「店舗」vs「宅配」どっちがいいの?

それぞれのメリット・デメリットを比較しました。自分のスタイルに合う方を選んでみてください。

宅配買取(おすすめ)店舗買取(持ち込み)
メリット・自宅ですべて完結する
・誰にも会わずに売れる
全国の相場が高い店を選べる
・運送保険があり安心
・その場で現金がもらえる
・査定員と直接交渉ができる
・買い物のついでに寄れる
デメリット・現金化まで数日かかる
・梱包の手間が少しある(キットを使えば楽)
・近所の店が安いとは限らない
・店に入るのを見られる可能性がある
・待ち時間が発生する
こんな人に忙しい人、地方在住の人、高く売りたい人今すぐ現金が欲しい人、対面で話したい人

こんなに簡単!売却の流れ

  1. LINEで写真を送るだけ: まずはスマホで時計の写真を撮って送ります。これだけで大体の金額(査定額)がわかります。
  2. 無料キットが届く: 金額に納得したら、段ボールや緩衝材が入った「宅配キット」が無料で届きます。
  3. 着払いで送る: 運送保険がついているので、配送中の事故も心配ありません。送料も無料(着払い)です。
  4. 即入金: お店に届いて本査定が終われば、最短でその日のうちに振り込まれます。

おすすめの活用法「相見積もり」
LINE査定なら、家にいながら複数の業者に一気に見積もりを出せます。「A店では◯◯円でした」と伝えることで、より高い金額を引き出せる可能性もあります。

5. どこで売ればいい? 信頼できる業者リスト

「結局、どこに頼めばいいの?」という疑問にお答えするため、特徴別に信頼できる業者をピックアップしました。まずは公式サイトをチェックしてみてください。

業者名特徴・強み
クォーク (Quark)ロレックス専門店としての知識が圧倒的。ヴィンテージや珍しいモデルもしっかり評価してくれます。
コメ兵 (KOMEHYO)上場企業の安心感。メンテナンス部門を持っているので、状態が少し悪くても高く買い取ってくれる傾向があります。
なんぼや (Nanboya)LINE査定のスピードが魅力。駅近に店舗も多いので、対面と宅配を選びやすい業者です。

※各社とも「買取強化キャンペーン」を行っている時期があります。公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。

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他にもブランド買取業者のオススメランキングに関しては下記をご覧ください。

6. 【重要】絶対に避けるべき「詐欺」の手口

最後に、最も重要な注意点をお伝えします。2024年に発生し、時計愛好家を震撼させた「トケマッチ」事件。この事件から学ぶべき教訓は、すべてのロレックスオーナーにとって他人事ではありません。

衝撃を与えた「トケマッチ」事件とは?

「使っていない腕時計を預けるだけで、毎月レンタル料が入る」という触れ込みで始まったシェアリングサービスです。しかし2024年1月、運営会社が突然解散。預けられていた数億円規模の高級時計の多くが、オーナーに返還されることなく無断で売却され、元代表は海外へ逃亡しました。

なぜ多くの人が騙されたのか?

  • 最初は入金があった: 半年ほどは実際にレンタル料が振り込まれ、「信用できる」と思わせてから、さらに高額な時計を預けさせていました。
  • 派手な広告: テレビCMや有名人を起用した広告で、社会的な信用があるように見せかけていました。

【教訓】「預ける」リスクと「売る」安全性

この事件の最大の教訓は、「他人に自分の資産(時計)を預けてはいけない」ということです。一度手元を離れてしまえば、それがどう扱われるかコントロールすることはできません。

「資産運用したい」と考えるなら、リスクのある預託サービスではなく、相場が高いうちに信頼できる業者に「売却」して現金化するのが、最も確実で安全な資産防衛策です。

こんな話には要注意!詐欺チェックリスト

  • ❌ 「預けるだけで年利◯◯%」という高利回りの勧誘
  • ❌ 「今だけ買取額30%アップ」などの異常なキャンペーン(相場を無視した価格はありえません)
  • ❌ SNSのDMで直接取引を持ちかけてくる個人(フリマアプリでのすり替え詐欺も多発しています)

「自分は大丈夫」と思わず、少しでも怪しいと感じたら、必ず正規の買取店やCPO(認定中古)取扱店に相談してください。

まとめ

2025年のロレックス市場で大切なのは、「買うなら認定中古」「売るなら大手業者の宅配買取」という使い分けです。

大切な資産を守るためにも、LINE査定などを活用して、賢く、安全に取引を行ってくださいね。まずは一度、手元の時計がいくらになるのか、信頼できる業者に問い合わせてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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※記事は監修人、ライターのリサーチによって、作成されウリトク編集部によって編集されています。

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