MOTA(モータ)の車買取は「しつこい」って本当?ウリトクが評判を調査

「車を売りたいけど、一括査定サイトに登録した後の『電話ラッシュ』が怖い…」
そんな悩みを解決するために登場したのが、MOTA(モータ)車買取です。従来のサービスとは異なり、「高額査定をした上位3社とだけやり取りすればOK」という画期的な仕組みで人気を集めています。

しかし、インターネットでMOTAの評判を調べると、「電話がしつこい」という、サービスのうたい文句とは正反対の口コミを見かけることがあります。これは一体どういうことなのでしょうか?

この記事では、買取比較サイト「ウリトク」が、MOTAのサービスの仕組みと、利用者のリアルな評判・口コミを徹底調査。「しつこい」という評判の真相と、MOTAを賢く利用するコツを解説します。

MOTA
https://autoc-one.jp/ullo/
店頭買取電話
宅配買取メール
出張買取LINE
店舗数提携業者1,169社(2024年9月時点)FC
主要メリット高額査定の上位3社のみと交渉、営業電話の煩わしさ軽減、価格競争が起こりやすい
自動車(中古車)をメインとして、他にも一般車両、廃車・事故車・不動車も買取可能などの買取を行っています。
査定料無料振込手数料
キャンセル料◯(無料)
評価高価買取の可能性が高い、査定額の目安が事前にわかる
査定の申し込みが少ない地域がある、最初の査定額より最終額が低くなることがある(釣り査定)、上位3社からの営業電話がしつこいと感じる場合がある
目次

なぜ「電話ラッシュがない」? MOTAの仕組みを解説

まず、なぜMOTAが「電話ラッシュなし」を実現できるのか、その独自の仕組みを理解することが重要です。

従来の一括査定との違い

従来の一括査定サイト(例:カーセンサーなど)では、情報を一度入力すると、提携している数十社の買取業者すべてにあなたの連絡先が渡ります。各業者はライバルに負けまいと、一斉にあなたへ電話をかけ始めるため、いわゆる「電話ラッシュ」が発生します。

MOTA独自の「オークション形式」

MOTAは、この問題を解決するために「オークション形式」を採用しています。

  1. 申し込み: あなたが車の情報を入力します。
  2. 入札: 情報を元に、最大20社の買取業者がシステム上で入札(概算の査定額を提示)します。あなたに直接電話はかかってきません。
  3. 結果確認: 翌日の18時には、入札結果がマイページで確認できます。
  4. 交渉スタート: あなたは、入札額が高かった上位3社とだけ、電話やチャットでやり取りを開始します。

この仕組みにより、電話の相手が最大3社に限定されるため、従来の一括査定のような「鳴りやまない電話」を回避できるのです。

MOTA利用者のリアルな評判・口コミ

この画期的な仕組みを持つMOTAですが、実際の利用者はどのように感じているのでしょうか。良い評判と悪い評判の両方を見てみましょう。

良い評判・口コミ:「本当に電話が少なくて楽だった」

【良い評判1】電話対応が3社だけで精神的に楽

「以前、別の一括査定で電話地獄を経験したので不安でしたが、MOTAは本当に上位3社からしか連絡が来ませんでした。しかもチャットでやり取りできる業者もあって、非常に楽でした。」

【良い評判2】最高額の業者とだけ話せるのが効率的

「翌日には概算価格が一覧で分かり、最高額を提示してくれた業者とだけ交渉すればいいので、話が早かったです。結果的に、ディーラーの下取りより40万円も高く売れました。」

【良い評判3】相場がすぐ分かり、交渉の準備ができた

「申し込んだ翌日には愛車の最高額がわかるので、相場観を掴むのに役立ちました。実車査定の前に心の準備ができたのが良かったです。」

やはり、「電話対応が3社のみ」という手軽さと効率性を評価する声が圧倒的に多かったです。

悪い評判・口コミ:「しつこい」と感じる3つの理由

一方で、「しつこい」と感じた人たちの口コミには、いくつかの共通点がありました。

【悪い評判1】「上位3社」からの連絡がしつこい

「『上位3社からしか電話が来ない』のは本当でした。しかし、その3社からの電話やメールが結構しつこかったです。実車査定のアポ取りの電話が何度もかかってきて、結局ストレスでした。」

真相1: MOTAは「多数の業者」からの電話は防げますが、「交渉相手となる3社」からの連絡をゼロにするものではありません。この3社は高額で入札しているため、当然ながら買取意欲も高く、アポイントを取るための連絡は積極的になります。これを「しつこい」と感じるケースです。

【悪い評判2】上位3社以外からも連絡が来た

「翌日の18時に3社決まる、と聞いていたのに、翌々日になってから『追加オファー』として4社目、5社目からも連絡が来ました。話が違うと思いました。」

真相2: MOTAには「追加オファー」という仕組みがあります。これは、上位3社との交渉がうまくいかなかった場合などに、4位以下の業者もあなたに連絡できる機能です。この仕組みを理解していないと、「3社だけじゃなかったのか」と不信感につながり、「しつこい」と感じる原因になります。

【悪い評判3】MOTAからの通知メールが多い

「買取業者からではないですが、MOTAのシステム自体から送られてくるメールやSMS(ショートメッセージ)が多くて、通知がうるさかったです。」

真相3: サービス運営元であるMOTAから、入札状況や手続きを促す通知が届きます。これも人によっては「しつこい」と感じる一因のようです。

ウリトクが分析! MOTAのメリットとデメリット

これらの評判を踏まえ、MOTAを利用するメリットと、注意すべきデメリットを整理します。

MOTAのメリット

  • 圧倒的に電話が少ない: 従来の一括査定と比べ、電話対応のストレスが劇的に軽減されます。
  • 高額査定が期待できる: 最大20社が競い合うため、業者の本気の査定額(概算)が引き出されやすいです。
  • 相場がすぐに分かる: 申し込み翌日には愛車の最高額が分かるため、売却の判断がしやすくなります。
  • 断りやすい: 交渉相手は3社だけなので、万が一売却をキャンセルする場合も、断りの連絡を入れる手間が最小限で済みます。

MOTAのデメリット(注意点)

  • 電話が「ゼロ」になるわけではない: 交渉相手となる上位3社とは、実車査定の日程調整などで電話やメールのやり取りが必ず発生します。
  • 「追加オファー」で連絡が増える可能性: 翌日以降、上位3社以外の業者から追加で連絡が来ることがあります。
  • 概算価格から減額される可能性: 最初に提示されるのはあくまで「概算価格」です。実車査定(現車確認)の結果、車の状態(傷、修復歴など)によっては減額される(=二重査定)リスクは当然あります。

MOTAと他の一括査定サービスとの比較

MOTAは、従来の一括査定と比べてどのような違いがあるのでしょうか。代表的なサービスと比較してみましょう。

サービス名MOTAカーセンサー(従来型一括査定)
仕組みオークション形式一括見積もり型
電話の相手高額査定の原則上位3社
(+追加オファーの可能性あり)
申し込みした全業者(最大数十社)
メリット・電話ラッシュがない
・高額査定が出やすい
・相場がすぐ分かる
・提携業者数が業界最多
・多くの業者と直接交渉できる
・自分で業者を選べる(※)
デメリット・電話はゼロではない
・実車査定で減額の可能性あり
電話ラッシュがほぼ必ず発生する
・全ての業者との対応が大変

カーセンサーには、電話番号なしでメール連絡のみを希望できるオプションや、オークション形式を選べるサービスもありますが、基本は従来型の一括査定です。

結論として、「とにかく電話ラッシュを避けたい」「効率よく高値の業者とだけ交渉したい」という人にはMOTAが最適です。一方で、「電話対応は苦にならないから、できるだけ多くの業者と直接話して一番条件の良いところを見つけたい」という人はカーセンサーのような従来型も選択肢になります。

ウリトクが教える! MOTAを賢く利用するコツ

MOTAの「しつこい」と感じる可能性を最小限に抑え、メリットを最大化するためのコツをご紹介します。

  1. 「上位3社とは交渉必須」と心構えをする
    「電話ゼロ」と誤解せず、「高額査定を出してくれた3社と、これから商談が始まる」という心構えでいれば、アポイントの連絡もスムーズに対応できます。
  2. 実車査定の希望日時を決めておく
    業者からの連絡は、主に実車査定の日程調整です。あらかじめ「今週末の土曜日午後」など、希望日時をいくつか決めておくと、電話交渉がスムーズに進みます。
  3. MOTAからの通知設定を見直す
    MOTAからのメールやSMS通知が多いと感じる場合は、マイページの設定から通知をオフにできないか確認してみましょう。
  4. 車の状態は正直に申告する
    概算価格からの大幅な減額(二重査定)を防ぐため、申し込み時の情報入力では、傷や修復歴などを隠さず正直に申告することが重要です。

結論:MOTAは「電話ラッシュが嫌な人」に最適なサービス

MOTAの「しつこい」という評判は、「多数の業者からの電話ラッシュ」という意味では間違いです。その点において、MOTAは非常に優れたサービスです。

ただし、「交渉相手となる上位3社」「追加オファーの業者」からの連絡、あるいは「MOTAシステムからの通知」を「しつこい」と感じる人が一部にいる、というのが真相です。

MOTAがおすすめな人

  • 従来の一括査定で「電話ラッシュ」に懲りた人
  • 電話対応の手間を最小限(最大3社)にしたい人
  • まずは愛車の概算最高額を知りたい人
  • 業者同士が競った後の、高い査定額を引き出したい人

MOTAをおすすめしない人

  • 業者との電話やメールのやり取りが「1件たりとも嫌」な人
  • 概算価格と実車査定額の間に差が出る(減額される)可能性に納得できない人
  • 3社と言わず、もっと多くの業者と直接話してみたい人

MOTAは、その仕組みを正しく理解して使えば、売却の手間を大幅に削減しつつ高価買取を狙える、非常に賢いサービスです。「ウリトク」としては、特に「電話ラッシュを避けたい」と考えるすべての人に、最初試してみる価値のあるサービスとしておすすめします。

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この記事を書いた人

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※記事は監修人、ライターのリサーチによって、作成されウリトク編集部によって編集されています。

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