「ゲームだけ売る」場合と「本体・周辺機器も売る」場合で、やることは大きく変わります。この記事では、アカウント・初期化・付属品・本人確認・取引安全対策まで、実務ベースで整理します。すべて丁寧に確認すれば、トラブルと減額をかなり抑えられます。
まず確認|“何を売るか”で準備が変わる
売却準備は「何を売るか」を最初に確定させるのが近道です。ここが曖昧だと、初期化のやり直しや付属品の探し直しが起きやすいです。
結論
売る対象を「ゲームソフトのみ」「本体も含む」「周辺機器セット」のどれにするか決めてから、チェックを進めるのが安全です。
重要
アカウントそのものの売買は、利用規約や取引ルールに抵触しやすく、重大なトラブルになり得ます。売るのはあくまで物理的な商品に限定して運用するのが基本です。
売る対象のパターン(パッケージ版/DLコード/周辺機器セット など)
| 売るもの | やることの中心 | 失敗しやすい点 |
|---|---|---|
| パッケージ版(ディスク) | 同梱物の欠品確認、ディスク状態、写真 | 説明書/特典の欠品、傷の撮り忘れ |
| DLコード(未使用コード) | コード未使用の証明、譲渡可否の確認 | 使用済みを誤って出品、トラブル化 |
| ゲーム機本体(PS/Xbox/PC) | 初期化、サインアウト、2段階認証、付属品 | アカウント残存、外部ストレージのデータ残り |
| 周辺機器セット(コントローラー/ヘッドセット等) | 動作確認、清掃、付属ケーブル、保証書 | ペアリング情報・レシーバー欠品で減額 |
出品先(フリマ/買取店)で必要な情報が違う点
売却先によって、重視される情報の粒度が変わります。フリマは「説明責任」と「写真」が重要で、買取店は「欠品・状態・動作」が査定に直結しやすいです。
- フリマ:状態の詳細、欠品の明記、梱包と発送方法、トラブル時の対応方針が重要です。
- 買取店:箱・説明書・付属品の有無、傷、汚れ、動作可否が減額基準になりやすいです。
売却前の全体チェックリスト(最初にやる)
- 売る対象を「ソフトのみ / 本体含む / 周辺機器含む」で確定するです。
- 付属品を一箇所に集め、欠品の有無を棚卸しするです。
- アカウント・連携・2段階認証を棚卸しするです。
- 本体やPCを売るなら、初期化手順を先に確認してから作業するです。
アカウント・データ整理|連携解除と引き継ぎの確認
オンライン要素のあるタイトルでは、アカウント連携と2段階認証が「売却後のログイン事故」を防ぐ鍵になります。ここは丁寧にやるほど安心です。
最重要ポイント
本体を手放す場合、サインアウトと本体側のアカウント削除、そして2段階認証の確認まで完了して初めて「売っても安全」になります。
セーブデータの扱い(バックアップ/クラウド同期の確認)
「レインボー シックス シージ X」を続ける予定がある場合、セーブや設定、スクリーンショット類は売却前にバックアップしておくのが無難です。
- クラウド同期:自動同期がオンでも、直近の同期が完了しているか確認するのが安全です。
- ローカル保存:PCならユーザーフォルダやドキュメント配下に設定ファイルが残ることがあるため、売却前に整理するのが良いです。
- キャプチャ:本体のキャプチャギャラリーや外付け保存先も確認するのが確実です。
Ubisoftアカウント(Ubisoft Connect)の連携を点検する
UbisoftタイトルはUbisoft Connectのアカウントが関わる場面が多いです。売却準備としては「連携の棚卸し」と「セキュリティ確認」を優先するのが実務的です。
- Ubisoft Helpで、アカウント管理・セキュリティ設定の導線を確認するです。
- Ubisoft Connectで、登録メール・パスワード・2段階認証が最新か確認するです。
- 使っていない端末があればサインアウトを行い、売却する本体でログインが残らないようにするです。
プラットフォーム側のアカウント設定(PSN / Xbox / PC)を見直す
ゲームソフトだけを売る場合でも、本体を共有・譲渡するケースではプラットフォーム側の設定が肝になります。
| 項目 | 確認内容 | 目安 |
|---|---|---|
| サインイン状態 | 売却対象の本体に自分のアカウントが残っていないか確認するです。 | 必須です。 |
| 自動ログイン | 自動ログイン設定がオンならオフにするです。 | 推奨です。 |
| 保存された支払い情報 | 決済情報の保存がある場合、売却前に削除・無効化を検討するです。 | 高優先度です。 |
| 2段階認証 | 認証アプリ・SMS・バックアップコードを確認するです。 | 必須です。 |
この章のチェックリスト
- クラウド同期・バックアップの完了を確認するです。
- Ubisoft Connectのメール・パスワード・2段階認証を確認するです。
- 売却する本体はサインアウトして、必要ならアカウントを削除するです。
- 決済情報や自動ログインの設定を見直すです。
初期化チェック|本体/PCを売るならここが最重要
「初期化」と一口に言っても、対象がソフトだけなのか、本体やPCなのかで作業は別物になります。ここでは“やり過ぎ”と“やり足りない”の両方を避ける観点で整理します。
ゲーム本体だけ売る場合に“初期化が不要なケース”
パッケージのゲームソフト(ディスク)のみを売る場合、本体の初期化は不要です。必要なのは、ディスクの状態確認と同梱物確認、そして特典コードの扱いの明記です。
- ディスクに深い傷がないか確認するです。
- ケース・説明書・封入チラシなど、同梱物を確認するです。
- 特典コードがある場合は「未使用/使用済み」を明記するです。
本体(PS/Xbox)を一緒に売る場合の初期化の考え方
本体売却では、個人情報の除去と再利用される可能性のあるデータの除去が目的です。一般的には次の順で進めると安全です。
- 本体からアカウントをサインアウトし、必要ならユーザーを削除するです。
- 外付けストレージ(USB/HDD/SSD)を外し、データ残存を確認するです。
- 本体の初期化(工場出荷状態へのリセット)を実施するです。
- 初期化後にセットアップ画面まで進むか確認し、個人データが残っていないことを確認するです。
実務メモ
初期化前に売却写真を撮るなら、シリアルや個人情報が写り込まない角度を選ぶと安全です。
PCを売る場合の初期化(OS再インストールとアカウント分離)
PC売却は、単純な初期化だけでは不十分になりやすいです。ログイン情報、ブラウザ情報、クラウド同期、暗号化キーなどが残りやすいからです。
| 作業 | 目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| Microsoft/Apple等のアカウントからサインアウト | 端末に紐づく情報を切り離すためです。 | 同期が残ると復元される可能性があるため、先に同期を止めるです。 |
| ストレージの初期化とOS再インストール | 個人データを除去するためです。 | 「ファイル削除だけ」では痕跡が残ることがあるです。 |
| 暗号化・認証情報の解除 | 他人がアクセスできない状態を作るためです。 | 暗号化設定によっては復旧不可になるため、手順確認が必要です。 |
外付けストレージ・周辺機器側のデータ/設定も忘れずに
見落としやすいのが、外付けSSD/HDDや、PCのUSBドングル、ワイヤレスヘッドセットのペアリング情報です。ここが残ると、取引後の混乱や質問が増えがちです。
- 外付けストレージは必ず取り外し、売る場合は同様に初期化するです。
- レシーバー付き周辺機器は、レシーバー欠品が大きな減額要因になるためセット確認するです。
- ペアリング情報が残る機器は、可能なら工場出荷状態へ戻すです。
この章のチェックリスト
- ソフトのみ売却なら、本体初期化は不要か再確認するです。
- 本体売却なら、サインアウト→外付け確認→初期化→初期画面確認を実施するです。
- PC売却なら、同期停止→サインアウト→初期化/OS再インストールを徹底するです。
- 外付けストレージ・レシーバー・ペアリング設定を最終確認するです。
同梱物チェックリスト|欠品は“先に書く”ほどトラブルが減る
欠品は後から発覚すると揉めやすいです。先に棚卸しして、説明文と写真に反映させるのが、最もトラブルが少ないです。
基本セット(ケース/ディスク/説明書)
- ケース外装の割れ・ヒビを確認するです。
- ディスク面の深い傷・曇りを確認するです。
- 説明書・紙類の有無を確認するです。
コード類(プロダクトコード/特典コード)※使用済みの明記
実務で一番揉めやすいポイント
「コードが付いていると思った」「未使用だと思った」という誤解がトラブルの典型です。コードがある場合は、未使用/使用済みを明確に書くです。未確認なら「未確認」と正直に書くのが安全です。
- 未使用:証明が難しいため、購入時の状況や封入状態を説明するです。
- 使用済み:使用済みと明記し、付属品としては同梱するかも明記するです。
- 未確認:未確認と明記し、購入者が期待しないように書くです。
限定版・付属品(スリーブ/特典物/店舗特典など)の確認ポイント
限定版や特典付きは、欠品があると「同じ商品名でも別物」扱いになりやすいです。セット内容の一覧を、写真と文章の両方で示すのが良いです。
| 付属品の種類 | 確認ポイント | 出品時の書き方 |
|---|---|---|
| スリーブ・外箱 | 角潰れ・破れ・テープ跡を確認するです。 | 「外箱は角潰れあり」など状態を具体化するです。 |
| 冊子・アートブック | 折れ・書き込み・黄ばみを確認するです。 | ページ状態を写真で示すです。 |
| 店舗特典 | 対象店舗・内容の特定が必要です。 | 正式名称が分かる範囲で記載するです。 |
同梱物の棚卸しテンプレ(コピペ用)
ブログ記事としても使えるように、チェックの型を用意します。出品文にも流用しやすいです。
同梱物一覧(例)
・ケース:あり(割れなし)です。
・ディスク:あり(細かなスレあり/深い傷なし)です。
・説明書・紙類:あり/なしです。
・特典コード:未使用/使用済み/未確認です。
この章のチェックリスト
- ケース・ディスク・説明書の有無と状態を記録するです。
- コード類は「未使用/使用済み/未確認」を明記するです。
- 限定版はセット内容を一覧化して写真と文章に反映するです。
出品前の最終準備|写真・動作確認・説明文テンプレ
売却の成否は「説明の丁寧さ」と「証拠の残し方」でほぼ決まります。特にオンライン取引では、写真と説明が保険になります。
動作確認(起動・読込・周辺機器チェック)
- ディスク:読み込みエラーがないか短時間でも確認するです。
- 本体:起動、Wi-Fi、有線LAN、USBポート、映像出力を確認するです。
- コントローラー:スティックのドリフト、ボタン反応、充電の可否を確認するです。
- ヘッドセット:マイク入力、音割れ、左右バランスを確認するです。
減額を避けるコツ
動作確認は「できた」だけでなく「どこまで確認したか」を書くと、購入者の期待値が合いやすいです。
写真で押さえるべきカット(表裏・傷・付属品一式)
| 写真 | 目的 | 注意点 |
|---|---|---|
| 全体(正面) | 商品全体の状態を示すためです。 | 反射で個人情報が映り込まないようにするです。 |
| 背面・端子部 | 傷や端子の破損がないことを示すためです。 | 端子の曲がりや欠けがあればアップで撮るです。 |
| 同梱物を並べた写真 | 欠品がない/あるを一目で示すためです。 | ケーブルは種類が分かるように撮るです。 |
| 傷・汚れのアップ | トラブル予防のためです。 | 隠さず撮る方が結果的に返品リスクが下がるです。 |
説明文に入れる項目(テンプレ)
説明文テンプレ(コピペ用)
・商品:レインボー シックス シージ X(パッケージ/本体/周辺機器)です。
・状態:新品同様/目立つ傷なし/傷あり(具体的に)です。
・同梱物:上記一覧の通りです。
・コード:未使用/使用済み/未確認です。
・動作確認:起動、読み込み、ボタン反応まで確認済みです。
・発送:防水+緩衝材で梱包し、追跡可能な方法で発送予定です。
価格設定の考え方(相場の見方・値下げ余地)
価格は「売れる価格」と「納得できる価格」の折り合いです。焦って最安に寄せるより、状態が良いなら説明を厚くして適正価格に置く方が、取引の質が上がりやすいです。
- 相場は同条件(同梱物・状態・付属品)で比較するです。
- 値下げ交渉が想定される場では、少し余地を残すのが現実的です。
- 欠品がある場合は、価格より先に「欠品を明記」する方が結果的に評価が落ちにくいです。
この章のチェックリスト
- 動作確認は範囲まで含めて記録するです。
- 写真は全体・端子・同梱物一式・傷アップを揃えるです。
- 説明文テンプレに沿って、状態と欠品とコードを明確にするです。
- 相場は同条件で比較し、必要なら値下げ余地を設計するです。
取引の安全対策|本人確認・発送・個人情報を守る
売却で最も避けたいのは、個人情報の漏えいと「すり替え」「未着」「言った言わない」系のトラブルです。ここは事前に仕組みで潰すのが確実です。
本人確認が必要になる場面(出品/売上金/高額取引など)
オンラインサービスでは、売上金の出金や高額取引の安全対策として本人確認が求められることがあります。本人確認が未完了だと、出金が止まるなど運用上の痛手になりやすいです。
- 本人確認に必要な書類(例:運転免許証、マイナンバーカード等)は、利用するサービスのガイドに従うのが前提です。
- 撮影時は、反射やブレで再提出になりやすいので、明るい場所で撮るのが良いです。
- 同時に、アカウントの2段階認証も有効にしておくと安全です。
梱包と発送(破損対策・追跡/補償・匿名配送の使い分け)
梱包の基本
- 防水:OPP袋などで水濡れ対策をするです。
- 緩衝:プチプチや紙緩衝材で四隅を守るです。
- 箱:余白が大きい箱は中で動くため、隙間を埋めるです。
発送方法の選び方
- 追跡:紛失・未着の争点を減らすため、追跡可能が基本です。
- 補償:高額になりやすい本体は、補償のある方法が安心です。
- 匿名:可能なら匿名配送を使い、住所情報の露出を減らすのが良いです。
詐欺・すり替え対策(証拠の残し方、トラブル時の動き)
| リスク | 事前対策 | 証拠の残し方 |
|---|---|---|
| すり替え | 傷・シリアル周辺・付属品を写真で残すです。 | 梱包前の写真、発送直前の写真を残すです。 |
| 未着・紛失 | 追跡・補償のある配送を使うです。 | 追跡番号と発送控えを保管するです。 |
| 言った言わない | 欠品・コード状況・動作確認範囲を明記するです。 | 取引メッセージを削除せず保管するです。 |
注意
シリアル番号や個人情報が写る写真を公開するのは危険です。証拠用の写真は手元で保管し、公開写真には写り込まないようにするです。
取引完了後にやること(アカウント再点検)
- 取引記録(メッセージ、追跡、写真)を一定期間保管するです。
- 売却した本体からログインが残っていないか、アカウントの端末一覧を確認するです。
- 必要ならパスワード変更やセッション解除を行うです。
まとめ|「売る前の整備」は“トラブル保険”です
「レインボー シックス シージ X」を売る前にやるべきことは、初期化、同梱物の棚卸し、本人確認と発送設計に集約できます。特に本体を売る場合は、サインアウトと初期化を雑にすると、後から取り返しがつかない問題になりやすいです。
売却準備は「面倒な作業」ではなく、自分の時間と信用を守るためのコストだと思います。最初にチェックリスト通りに整備しておけば、値下げ交渉やクレーム対応に使うはずだった時間を、次のゲームや環境づくりに回せます。結果的に、最も得をするのは“丁寧に準備した人”になりやすいです。

