「解約したはずなのに引き落としされている…」そんな不安を抱えるあなたへ。
こちらの理由について調べてみました。
この記事でわかること
- アプリ削除やログアウトだけでは解約にならない理由
- ドコモ・au・ソフトバンク経由の契約に潜む「解約の罠」
- 一度解約しても勝手に復活する「ゾンビ契約」の仕組み
- 二度と課金されないための「完全な終わらせ方」
「もうNetflixは見ないから解約しよう」と思って手続きをしたはずなのに、翌月もクレジットカードの明細に請求が載っている……。これは非常に多くのユーザーが経験しているトラブルです。
実は、Netflixの解約システムには、私たちが普段使っているスマホアプリの感覚とは少し違う「独特な仕組み」があります。決してあなたが悪いわけではありません。システムが少し複雑なのです。
この記事では、なぜそのようなことが起こるのか、そしてどうすれば確実に支払いを止められるのかを、専門用語を使わずに優しく解説していきます。
1. よくある勘違い:「アプリ消去」は解約ではありません
まず一番多い原因から確認していきましょう。もしかして、スマホやテレビのホーム画面からNetflixのアプリを削除(アンインストール)しただけで安心していませんか?
実は、アプリを削除しても、Netflixとの「契約」は続いたままなのです。
- アプリの削除 = ただの「道具」を捨てただけ(契約書は残っている)
- ログアウト = お店から一時的に出ただけ(会員権は残っている)
テレビやスマホからアプリを消しても、Netflix側のコンピューター(サーバー)は「お客さまは今、視聴をお休みしているだけだな」と判断し、毎月しっかり請求を続けます。解約するには、必ず設定画面の奥にある「メンバーシップのキャンセル」ボタンを押して、手続きを完了させる必要があります。
2. 「解約したのに見れる」という不安の正体
正しく解約手続きをしたはずなのに、「まだ動画が再生できる!失敗したのかも?」と焦って再度ログインし、解約を取り消してしまう方がいらっしゃいます。
ご安心ください。Netflixは「前払い制」です。
例えば、1月15日に解約手続きをしても、2月14日までの契約期間が残っていれば、その日までは動画を見ることができます。これは「解約予約」が成功している状態です。
⚠ ここで注意!
「あれ?まだ見れるぞ?」と思ってログインし直すと、画面に大きく「メンバーシップの再開」ボタンが出ることがあります。これをうっかり押してしまうと、その瞬間に解約が取り消され、来月も請求が発生してしまいます。
忘れた頃にやってくる請求(タイムラグ)
もう一つの不安要素が「請求の遅れ」です。クレジットカード会社によっては、Netflixの利用期間と、実際に銀行から引き落とされる日に1〜2ヶ月のズレが生じることがあります。
つまり、「1月に解約した分の料金が、忘れた頃の3月に引き落とされる」ということが起こり得ます。これは新しい請求ではなく、過去の利用分の精算であるケースがほとんどです。まずは明細の日付をよく確認してみましょう。
3. 携帯キャリア決済を使っている方の「落とし穴」
日本で特にトラブルが多いのが、ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯料金と一緒にNetflix代を払っているケースです。これらは解約方法が非常に複雑で、まるで迷路のようになっています。
SoftBankユーザーの罠:オプション解除のし忘れ
SoftBankで「Netflixパック」などを契約している場合、My SoftBankから「オプション変更」として解約する必要があります。
さらに怖いのが、「バックアップ支払い」という仕組みです。もし過去にクレジットカード情報をNetflixに登録していた場合、SoftBank側で解約しても、自動的にクレジットカード払いに切り替わって契約が生き残ってしまうことがあります。「キャリア決済をやめたから安心」ではないのです。
au / UQ mobileユーザーの罠:プラン変更が必須
auの「使い放題MAX Netflixパック」などは、Netflixが料金プランと一体化しています。そのため、Netflixだけを解約することはできません。
Netflixをやめるには、携帯の料金プランそのものを「Netflixなしのプラン」に変更する必要があります。これをしない限り、Netflixを見ていなくても料金を払い続けることになります。
また、auかんたん決済の場合、解約月は日割り計算されず、1日でも過ぎると満額請求される点も要注意です。
ドコモユーザーの罠:アカウントは消えない
ドコモの「爆アゲ セレクション」などで契約している場合も、My docomoからの手続きが必要です。ドコモを解約してもNetflixのアカウント自体は残り続けるため、別の支払い方法が登録されていると請求が続いてしまいます。
4. 恐怖!ワンクリックで復活する「ゾンビ契約」
「確実に解約したはずなのに、なぜかまた請求が来た…」
これには、Netflixの「親切すぎる」機能が関係しています。
解約後も、あなたのログイン情報や支払い情報(カード番号)は、実は10ヶ月間も保存されています。そして、解約後にログインすると、「おかえりなさい!メンバーシップを再開しますか?」というボタンが表示されます。
恐ろしいのはここからです。
- パスワード入力なし
- カード番号の再入力なし
- ボタンを1回押すだけ
これだけで、契約は即座に復活します。ご自身で押していなくても、リビングのテレビで家族やお子さんが誤って「再開」ボタンを押してしまったというケースが非常に多いのです。
5. 【解決策】完全に請求を止めるための3ステップ
不安を解消し、無駄な出費を止めるために、以下の3つの手順を必ず実行してください。これで「解約できていなかった」という事態を防げます。
STEP 1:正しい場所で解約手続きをする
契約方法によって「出口」が違います。まずは正しい場所へ行きましょう。
- カード払いの方:Netflix公式サイトのアカウントページから
- iPhone決済の方:iPhoneの「設定」アプリ > Apple ID > サブスクリプションから
- キャリア決済の方:各携帯会社のマイページ(My docomo, My au, My SoftBank)から
※必ず「解約完了メール」が届いたことを確認してください。
STEP 2:全デバイスからログアウトする
解約直後に、Netflixのアカウントページにある「すべてのデバイスからログアウト」を実行してください。これで、家族の端末や、以前ログインしたままの端末からの誤操作(再開)を防げます。
STEP 3:【重要】パスワードを変更する
ログアウトと同時にパスワードを変更しておけば、誰も勝手にログインして「再開」ボタンを押すことができなくなります。これで鉄壁の守りになります。
さらに念を入れるなら、契約期間が完全に終わった後にアカウントページを確認し、登録されているクレジットカード情報を削除してしまえば、誤って再開される心配はゼロになります。
まとめ:仕組みを知れば怖くない
Netflixの解約がうまくいかない原因の多くは、アプリを消しただけの「勘違い」か、キャリア決済の「複雑さ」、そしてワンクリックで戻れてしまう「再開のしやすさ」にあります。
「自分は大丈夫」と思わず、まずは契約状況の確認と、もし解約済みであれば全デバイスからのログアウトを試してみてください。少しの手間で、毎月の無駄な出費を確実に止めることができます。
※本記事はリサーチデータに基づいた情報提供を目的としています。最新の手順は各公式サイトをご確認ください。

