「クローゼットを整理していたら、昔着ていたany SiS(エニィスィス)の服がたくさん出てきた」
「もう着ないけれど、捨てるにはもったいない……」
そんなお悩みはありませんか?
働く女性や主婦層に人気のブランドany SiSは、縫製がしっかりしており品質が高いため、実は中古市場でも「安定した需要」があります。ハイブランドのように買った値段より高く売れることは稀ですが、捨ててしまうよりはずっとお得に、そして次に必要としている誰かにバトンタッチできる可能性があります。
この記事では、any SiSを少しでも高く売るためのポイントや、相場価格、そしておすすめの売却先について詳しくご紹介します。
いくらで売れる? アイテム別・買取相場の目安
まずは、お手持ちのアイテムがどのくらいの価格で取引されているのか、目安を見てみましょう。any SiSは「ミドルブランド」に位置づけられ、実用的な通勤着やオケージョン服を探している方からの人気があります。
※状態が良好(Aランク相当)な場合の平均的な買取価格です。
| アイテムカテゴリ | 平均買取価格帯(円) | ポイント |
|---|---|---|
| ダウンコート・ジャケット | 800 ~ 3,000 | 冬の主力商品。リアルファー付きやリバーシブルは高評価。 |
| ウールコート | 500 ~ 2,000 | 定番のステンカラーなどが人気。虫食いや毛羽立ちに注意。 |
| セットアップ・スーツ | 500 ~ 2,500 | ビジネス・セレモニー需要で安定。ツイード素材はプラス査定。 |
| ワンピース | 300 ~ 1,500 | 1枚で決まるワンピは人気。トレンド柄やベルト付きが好まれる。 |
| スカート・パンツ単体 | 10 ~ 500 | サイズがシビアなため需要は限定的。流行遅れだと厳しい評価も。 |
| カットソー・ブラウス | 10 ~ 300 | 直接肌に触れるため評価は低め。新品タグ付き以外は期待薄。 |
アウターやスーツなどの「重衣料」は比較的高値がつきやすいですが、カットソーやスカート単体などは、数十円〜数百円程度になることが多いようです。これを踏まえて、売却戦略を立てることが大切です。
特に高く売れやすい「3つのアイテム」
以下の特徴を持つ商品は、積極的に専門の買取店へ持ち込むことをおすすめします。
- 多機能アウター
「リバーシブル」で使えるダウンコートや、取り外し可能なライナー付きのコートなど。1着で2通りの着こなしができるアイテムはお得感があり、中古市場でも人気です。 - セレモニースーツ
入学式や卒園式などで着るツイードのセットアップやワンピース。着用回数が少ない美品が多く、定価で買うのをためらう層からの需要が集中します。 - 今季・前季の最新モデル
発売から1〜2年以内のアイテムはデザインが新しいため、高額査定が期待できます。逆に5年以上前のデザインは評価が下がりやすいため、「着ない」と思ったら早めに売るのが正解です。
どこに売るのが正解? おすすめの買取業者リスト
any SiSを売る際、近所のリサイクルショップに持ち込むのは少し待ってください。 総合リサイクルショップでは「ブランド価値」よりも「重さ」や「状態」だけで査定されてしまい、定価3万円のコートが数百円になってしまうこともあります。
オンワード製品の価値をしっかり理解している「宅配買取の専門業者」を利用するのがおすすめです。ここでは、全国対応のおすすめ業者をご紹介します。
1. ブランディア (Brandear)
利用者数400万人を超える大手です。膨大なデータに基づいた査定で安心感があります。送料やキャンセル時の返送料も無料なので、「とりあえず値段を知りたい」という場合にも使いやすいのが特徴です。
2. ティファナ (Tifana)
オンワード樫山のブランド(23区、組曲など)の買取を強化している業者です。「店頭買取限定で査定額UP」などの強力なキャンペーンを行うことがあり、タイミングが合えば高価買取が狙えます。
3. フクウロ (Fukuuro)
アパレルブランド特化の買取サービスです。「any SiSを強化買取中」と明言しており、多少の使用感があってもブランド価値を評価してくれる傾向があります。
4. セカンドストリート (2nd STREET)
全国に店舗があるため、すぐに現金化したい場合に便利です。Web(宅配)買取でもany SiSを買取強化していますが、店舗スタッフによって査定基準にばらつきが出ることもあります。
値段がつかない服はどうする? 「オンワード・グリーン・キャンペーン」の活用
「10年以上前の服で値段がつかなかった」「シミや汚れがあって買取を断られた」
そんな時は、捨てる前にオンワード・グリーン・キャンペーンを検討してみてください。
♻️ オンワード・グリーン・キャンペーンとは?
オンワード樫山が実施している衣料品回収活動です。不要になったオンワード製品(any SiS含む)を百貨店などの特設会場に持ち込むと、1点につき「500ポイント(500円相当)」のオンワードグリーンポイントと交換してもらえます。
- 還元額: 1点につき500ポイント
- 利用条件: 2,500円お買い上げごとに500ポイント利用可能
- 引き取り点数: 1回につき10点まで
買取店で「10円」と言われてしまった服でも、このキャンペーンなら次回のお買い物で使える「500円分の価値」に変わります。特に古いアイテムや、買取価格が低いカットソーなどは、こちらを利用するのが経済的にお得です。
少しでも高く売るための注意点
査定に出す前に、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- ニオイとシワをケアする
クリーニングに出す必要はありません(元が取れないため)が、洗濯して陰干しし、シワを伸ばしておきましょう。香水や防虫剤のニオイは減額対象です。 - 付属品を忘れずに
コートの「ライナー」や「ファー」、ワンピースの「ベルト」などは必ずセットにしてください。欠品していると査定額が大幅に下がります。 - 売るタイミング(季節)を合わせる
ダウンコートは冬の前(10月〜12月)、春用スーツは2月〜3月など、需要が高まる少し前に売るのがベストです。
よくある質問(Q&A)
Q. 10年以上前のany SiSの服でも売れますか?
売ることは可能ですが、デザインが古いため高値は期待できません。買取価格が数十円になる可能性が高いため、上記の「オンワード・グリーン・キャンペーン」を利用してポイントに交換するのをおすすめします。
Q. ボタンが取れてしまった服も買取できますか?
買取は可能ですが、「難あり品」として査定額は下がります。予備のボタンがあれば付け直してから出しましょう。専門業者であれば、リペア前提で買い取ってくれることもあります。
Q. フリマアプリ(メルカリ等)とどっちが高く売れますか?
金額だけで言えば、フリマアプリの方が高く売れる可能性が高いです。ただし、撮影や梱包の手間がかかります。「3,000円以上の利益が見込める美品のコート」はフリマアプリ、手間に対して利益が少ない「普段着」は買取業者へまとめて送る、という使い分けが賢いです。
まとめ:any SiSを賢く手放す3ステップ
最後に、any SiSを最もお得に手放す流れを整理します。
- 【選別】 服を「新しい・アウター・スーツ」と「古い・その他」に分ける。
- 【査定】 「新しい・アウター」は、ブランディアなどの専門業者へ査定に出して現金化する。
- 【回収】 値段がつかなかったものや古い服は、オンワード・グリーン・キャンペーンへ持ち込み、ポイントをもらう。
この手順で進めれば、クローゼットもスッキリし、お財布にも優しい整理ができるはずです。ぜひ試してみてください。
記事に掲載された買取価格は参考価格です。相場、状態により変わります。

