H&Mは高く売れる? 中古相場と、おすすめの売り方、買取業者の比較

「H&Mは元が安いから、リサイクルショップに持って行っても買取不可になるのでは?」

そう思って、着なくなった服を捨ててしまっていませんか?実はH&Mの中には、驚くような高値で取引されるアイテムが存在します。また、値段がつかないような服でも、正しい処分方法を選べば「お得」に変わるのです。

この記事では、H&Mの古着を少しでも高く売るためのコツと、あなたにぴったりの買取業者をご紹介します。

目次

意外な事実!高く売れるH&Mと、そうでないH&M

まず知っておきたいのは、H&Mのアイテムには「資産価値があるもの」と「まとめ売りすべきもの」の2種類があるということです。

1. 驚くほど高く売れる「デザイナーズコラボ」

H&Mが有名ブランドとコラボレーションしたアイテムは、発売から数年経っても定価以上になることすらあります。これらは「ファストファッション」ではなく「コレクターズアイテム」として扱われます。

特に以下のコラボアイテムをお持ちの方は、絶対に捨てないでください。

  • TOGA Archives x H&M:トレンチコートなどは15,000円〜20,000円になることも。
  • Mugler x H&M:レザージャケットなどは30,000円〜の高額査定も期待できます。
  • Maison Martin Margiela x H&M:10年以上前のアイテムですが、現在でも数万円で取引される伝説的なコレクションです。

2. 通常ラインの「リアルな買取相場」

一方で、私たちが普段購入するTシャツやニットなどの「通常ライン」は、流通量が非常に多いため、単体での高額買取は難しいのが現実です。

大手リユースショップでの平均的な買取価格は以下の通りです。

カテゴリ平均買取価格ポイント
Tシャツ・カットソー10円 〜 300円未使用以外は数十円が相場です。
ワンピース100円 〜 1,000円花柄やマキシ丈など、1枚で着られるものは比較的人気があります。
アウター(コート)500円 〜 3,000円冬物は単価が高め。10月〜11月に売るのがコツです。
ニット・セーター50円 〜 800円毛玉があると大幅減額されます。手入れをしてから売りましょう。
キッズ・ベビー服1円 〜 数十円すぐにサイズアウトするため供給過多になりがちです。

損しない選び方!タイプ別のおすすめ買取業者リスト

「じゃあ、どこに売ればいいの?」という疑問に、あなたの状況に合わせたベストな業者をご紹介します。

A. 部屋の不用品を全部まとめて片付けたい人

ティファナ (Tifana)

出張買取OK 食器・雑貨もOK

洋服だけでなく、食器や贈答品、香水などもまとめて査定してくれるのが強みです。特に出張買取なら、H&Mのようなファストファッションも柔軟に対応してくれる傾向があります。「引っ越し前でとにかく荷物を減らしたい!」という方におすすめです。

エコリング (Eco Ring)

状態が悪くてもOK ハイブランドと同梱

宅配買取の場合、ルイ・ヴィトンやシャネルなどの「指定ブランド」が1点でもあれば、H&Mやノーブランド服も同梱して買い取ってくれます。使い古したブランドバッグのついでにH&Mを処分したい時に最適です。

B. 近くの店舗ですぐに現金化したい人

セカンドストリート (2nd STREET)

全国店舗 宅配でもH&M対象

全国に店舗があり持ち込みやすさNo.1です。実は宅配買取でも、H&MやZARAは買取対象ブランドに指定されています(ユニクロなどは宅配不可)。コラボ品もしっかり評価してくれる安心感があります。

トレジャーファクトリー (トレファクスタイル)

ファストファッション強化 Amazonギフト券受取

「ファストファッション買取強化」を謳っており、発売から3年以内の新しいアイテムなら歓迎してくれます。Amazonギフト券での受け取りを選ぶと査定額がアップするキャンペーンも魅力です。

C. 子供服を大量に処分したい人

キャリーオン (CarryOn)

子供服特化 記名ありOK

子供服専門の宅配買取サービスです。保育園用などでタグに名前を書いてしまった服でも、塗りつぶせば買取OKなケースが多いのがママ・パパの強い味方。ダンボールに詰めて送るだけで完了します。

D. コラボ品やレア物を高く売りたい人

カインドオル (Kindal)

ブランド古着専門 コラボ品高価買取

通常ラインのH&Mは買取不可ですが、TOGAやMuglerなどのコラボ品に関しては、ブランド古着としての適正価格で高く買い取ってくれます。レア物はここ一択です。

E. 状態が悪い・とにかく量が多い人

キングファミリー

重さで買取 買取率ほぼ100%

ブランドや流行に関係なく「1kgあたり〇〇円」で買い取ってくれます。他店で断られた古い服や、少し汚れがある服も、資源として引き取ってくれる最後の砦です。

少しでも査定額を上げるための3つのコツ

せっかく売るなら、少しでも高く売りたいですよね。今日からできる簡単なテクニックをご紹介します。

  • 売る時期を「3ヶ月先取り」する
    冬のコートは10月〜11月、夏物は5月〜6月が最も高く売れます。真夏にコートを持っていくと、在庫リスクとみなされ安くなってしまいます。
  • 「毛玉」だけは取っておく
    H&Mのニットやスウェットは毛玉ができやすいです。100円ショップの毛玉取り器で表面をきれいにするだけで、査定ランクが1つ上がることもあります。
  • 「まとめ売り」を活用する
    単品では値段がつかなくても、「10点まとめて〇〇円」として値段がつくことがあります。迷ったらまとめて出してしまいましょう。

もし「買取不可」と言われたら?

リサイクルショップで値段がつかなくても、捨てないでください。H&M店舗の古着回収ボックスに入れましょう。

ブランドや状態を問わず回収してくれて、1袋持ち込むごとに500円OFFなどのデジタルクーポンがもらえます(会員登録が必要)。 10円で買い叩かれるよりも、H&Mでよく買い物をする方にとっては、このクーポンをもらう方が実はお得な場合が多いのです。

よくある質問 (FAQ)

Q. 10年前のH&Mの服でも売れますか?

A. 基本的には難しいです。多くのショップは「発売から3年〜5年以内」を目安にしています。ただし、キングファミリーのような重量買取のお店なら引き取ってくれます。

Q. 子供服に名前が書いてあっても大丈夫?

A. キャリーオンなどの子供服専門店や、重量買取のお店ならOKな場合が多いです。一般的なリサイクルショップでは買取不可になる可能性が高いです。

Q. メルカリとどっちが得ですか?

A. 状態の良いワンピースやアウターならメルカリの方が高く売れる可能性があります。しかし、Tシャツなどの単価が安いものは、送料と手数料を引くと利益がほとんど出ないため、まとめて買取業者に出すのがおすすめです。

記事に掲載された買取価格は参考価格です。相場、状態により変わります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

URITOKUは、売れて得する情報を発信するウェブメディアです。日々の生活に役に立つ様々な情報を発信していきます。

※記事は監修人、ライターのリサーチによって、作成されウリトク編集部によって編集されています。

※フリーペーパー URITOKU MAGAZINE も発行しています。
【Vol.1(電子版)は、こちらからダウンロード】

目次