WOOLRICHは高く売れる?中古相場と、おすすめの売り方、買取業者の比較

「クローゼットにあるウールリッチのダウン、もう着ないけれど捨てるにはもったいない……」

「古いモデルだけど、値段はつくのだろうか?」

そんなお悩みをお持ちではありませんか? 実は、WOOLRICH(ウールリッチ)は単なる防寒着ではなく、中古市場でも非常に需要が高い「資産価値のあるブランド」なのです。

モンクレールやカナダグースと並び、長年の歴史に裏打ちされたウールリッチは、正しい知識を持って売れば、予想以上の高値で手放すことが可能です。この記事では、あなたの手元にあるウールリッチを「1円でも高く売る」ための情報をわかりやすく解説します。

目次

なぜ、ウールリッチは中古でも高く売れるのか?

190年以上の歴史を持つアメリカ最古のアウトドアブランド、ウールリッチ。なぜこれほどまでに中古市場で人気があるのでしょうか。それには明確な理由があります。

1. 流行に左右されない「歴史的価値」

1830年の創業以来、「バッファローチェック」や「アークティックパーカ」など、時代を超えて愛される名作を生み出してきました。これらは一過性の流行ではなく、完成されたスタイルとして認知されているため、数年経っても価値が落ちにくいのです。

2. 経年変化を楽しめる「60/40クロス」

代表的な素材である「60/40クロス(ロクヨンクロス)」は、使い込むほどにデニムのような風合いが出ます。ナイロンのダウンジャケットのように劣化してボロボロになるのではなく、味わいが増すため、中古品でも状態の良いものは高く評価されます。

3. リアルファーの希少性

動物愛護の観点から、ファッション業界では「ファー・フリー(毛皮廃止)」の動きが進んでいます。そのため、現在流通している「リアルファー(コヨーテやフォックス)」を使用したモデルは、今後ますます希少価値が高まり、資産として見直されつつあります。

【モデル別】いくらで売れる? 買取相場リスト

では、実際にどのくらいの価格で取引されているのでしょうか。人気モデルの平均的な買取相場をまとめました。お手持ちのアイテムと照らし合わせてみてください。

メンズモデルの買取相場

モデル名Sランク(新品同様)Aランク(美品)Bランク(良品)
New Arctic Parka
(一番人気の定番モデル)
45,000 – 55,000円30,000 – 40,000円15,000 – 25,000円
GTX Arctic Parka
(ゴアテックス搭載)
50,000 – 65,000円35,000 – 45,000円20,000 – 30,000円
Arctic Parka TT
(同系色デザイン)
40,000 – 50,000円25,000 – 35,000円12,000 – 20,000円

※特に「ブラック」「ダークネイビー」の定番色は需要が高く、高値がつきやすい傾向にあります。

レディースモデルの買取相場

モデル名Sランク(新品同様)Aランク(美品)Bランク(良品)
Bow Bridge
(不動のNo.1人気)
50,000 – 60,000円35,000 – 45,000円20,000 – 30,000円
Keystone Parka
(フォックスファー使用)
55,000 – 70,000円40,000 – 50,000円25,000 – 35,000円
Cocoon Parka
(コクーンシルエット)
30,000 – 40,000円18,000 – 25,000円10,000 – 15,000円

どこに売るべき? 損をしない業者の選び方

「近所のリサイクルショップならどこでもいいのでは?」と思っていませんか? それは大きな間違いです。一般的なリサイクルショップでは、ブランドの価値やお直しの技術がないため、「ただの冬服」として安く買い叩かれるリスクがあります。

ウールリッチを売るなら、「ブランド古着専門店」一択です。

おすすめの専門買取業者リスト

全国対応しており、ウールリッチの価値を正しく評価してくれる信頼できる業者をピックアップしました。

  • KOMEHYO(コメ兵)
    日本最大級のリユース企業。販売力が強いため、状態の良い現行モデルに関しては、業界トップクラスの買取価格が期待できます。
  • RINKAN(リンカン)
    バイヤーの知識が豊富で、Supremeなどのコラボモデルや、希少なサイズの評価に強いのが特徴です。こだわりの一着をお持ちの方におすすめです。
  • ECO STYLE(エコスタイル)
    ウールリッチの買取強化キャンペーンを頻繁に行っています。多少使用感があっても、メンテナンス技術があるため買い取ってくれやすいのが魅力です。
  • MODESCAPE(モードスケープ)
    トレンドに敏感なショップで、「今なにが流行っているか」を理解しています。機能系アウターなどの評価が高いです。
  • Kindal(カインドオル)
    関西を中心に展開する老舗。良心的な価格設定で在庫回転が早いため、定番モデルを堅実に売りたい場合に適しています。

査定額をアップさせる3つのポイント

そのまま箱に詰めて送る前に、少しの手間をかけるだけで査定額がアップすることがあります。

1. ファーをフワフワにする

査定員が最初に見るのはファーの状態です。ぺちゃんこになっている場合は、ブラシで優しく逆毛を立てるようにブラッシングし、空気を含ませてください。これだけで見た目の印象が劇的に変わります。

2. 付属品はすべて揃える

特に「脱着可能なファー」は必須です。これがないと査定額が半減することもあります。購入時のタグや替えボタンがあれば、さらにプラス評価になります。

3. 売るなら「10月〜11月」がベスト

冬物が一番売れる直前の時期が、買取価格のピークです。逆に春〜夏場は在庫リスクとなるため、価格が下がってしまうことがあります。衣替えのタイミングで手放すのが賢い選択です。

よくある質問(FAQ)

Q. かなり昔に買った古いモデルでも売れますか?
A. はい、売れます。ただし、現在のトレンドとシルエットが異なる場合、価格は控えめになることが多いです。一方で、「Made in USA」のタグがついているようなヴィンテージ品は、古着として評価されることもあります。

Q. クリーニングに出してから売ったほうがいいですか?
A. 基本的には不要です。クリーニング代以上に査定額が上がることは稀だからです。ただし、タバコや香水の強い匂いがある場合は減額対象になるため、消臭しておくことをおすすめします。

Q. 日本語のタグがついていないのですが……(並行輸入品)
A. 業者によっては買取不可の場合がありますが、上記のRINKANなど、並行輸入品に強いショップなら買取可能です。国内代理店(スープリームスインコーポレーテッドやウールリッチジャパン)のタグがある場合は、正規品の証明として高評価につながります。

まとめ

ウールリッチは、手入れをして長く着られる素晴らしい服ですが、着ないままクローゼットに眠らせておくのは非常にもったいない「資産」です。

「もう着ないかも」と思った時が、一番の売り時です。経年劣化が進む前に、価値をわかってくれる専門業者に相談してみてはいかがでしょうか。思わぬ臨時収入になるかもしれません。

記事に掲載された買取価格は参考価格です。相場、状態により変わります。

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この記事を書いた人

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