銀行・ゴミ・電車・病院…落とし穴はここにあります
「現金がおろせない!」「ゴミが捨てられない!」「終電がない!」
せっかくの年末年始、そんなトラブルで台無しにしたくありませんよね。2025年から2026年にかけての年末年始は、カレンダーの並びにより行政や病院が最大9連休になる可能性が高い「要注意年」です。
東京都内で快適に過ごすために、今すぐ確認しておくべきポイントをまとめました。
1. 【お金】現金難民にならないために
キャッシュレス時代とはいえ、初詣の屋台、個人経営の飲食店、お年玉など、年末年始は意外と現金が必要です。最大の注意点は「1月5日まで窓口が開かない」ことです。
銀行窓口・ATMのスケジュール
多くの銀行で、年内の窓口営業は12月30日(火)の15:00までです。年始は1月5日(月)からの開始となります。
⚠️ ここに注意!
12月31日(水)〜1月3日(土)の間、ATMは稼働していますが、手数料は「休日扱い」となる銀行がほとんどです。何度も引き出すと手数料だけで損をしてしまいます。
主な銀行のリンク
✅ 対策
12月26日(金)、遅くとも30日(火)の昼までには、年末年始に必要な現金をまとめて引き出しておきましょう。
2. 【ゴミ】部屋が臭くなるのを防ぐ
ここが最大の落とし穴です。収集日を逃すと、1週間以上ゴミを部屋に保管することになります。
収集スケジュールの目安
東京23区や多くの市部では、12月31日(水)〜1月3日(土)はゴミ収集が原則お休みです。
- 燃やすゴミ:多くの地域で12月30日(火)が年内最終です。
- 資源・不燃ゴミ:曜日によっては12月26日(金)や27日(土)で終わってしまうエリアも多々あります。
- 粗大ゴミ:年内収集の受付は、12月中旬で締め切られていることがほとんどです。
✅ 対策
今すぐ自宅の冷蔵庫に貼ってあるカレンダーか、自治体のホームページを確認してください。「これがラスト」と気づかずに出し忘れるケースが多発します。
3. 【移動】「大晦日は電車が動いている」は昔の話
コロナ禍以降、首都圏の鉄道運行体制は大きく変わりました。特に東京メトロを利用する方は注意が必要です。
終夜運転(大晦日〜元旦の24時間運行)について
- 東京メトロ:大晦日の終夜運転は実施しません。通常の土休日ダイヤです。
- JR東日本:山手線、京浜東北線、中央線などの主要路線では終夜運転を実施予定ですが、本数は非常に少ないです。
- 私鉄各社:京王線や小田急線なども、近年は終夜運転を取りやめ、終電の繰り下げや早朝の臨時列車のみにする傾向があります。
⚠️ タクシーも捕まりません
カウントダウンイベントなどで深夜に外出する場合、帰りの足がなくなるリスクがあります。配車アプリも混雑で機能しない可能性が高いです。
4. 【病院】もしもの時の備え
2025-2026年は、12月27日(土)午後から1月4日(日)まで9連休とするクリニックが非常に多いと予想されます。
事前にできること
- 常備薬の確保:持病がある方は、12月中旬までに必ず薬をもらっておきましょう。
- 市販薬の準備:解熱鎮痛剤、胃腸薬、風邪薬のストックを確認してください。
緊急時の連絡先(東京)
病院に行くべきか迷った時や、救急車を呼ぶか迷った時は、迷わず以下を利用してください。
#7119
(東京消防庁 救急相談センター)
5. 【買い物】「元日は休み」が新常識
働き方改革により、百貨店やスーパーも元日休業が定着しています。おせちや食材の買い出し計画は前倒しが必要です。
主な店舗の営業傾向
- 百貨店(伊勢丹、西武など):
- 12月31日:18:00頃に早じまい
- 1月1日:休業
- 1月2日:初売り開始(大混雑)
- スーパー(ライフ、サミットなど):
- 1月1日〜1月3日まで休業する店舗が増えています。
- コンビニは開いていますが、おにぎりやお弁当の入荷が減り、棚が空っぽになることがあります。
まとめ:年末年始のアクションリスト
最後に、時系列でやるべきことを整理しました。
〜12/26(金)
病院・薬確保
不燃ゴミ出し
12/27(土)
大掃除完了
12/30(火)
銀行・買出し
燃やすゴミ最終
12/31(水)
移動は早めに
(メトロ終夜なし)
1/1(木・祝)
お店は休み
家でゆっくり
しっかりと準備をして、安心して楽しい年末年始をお過ごしください。

