タンスの奥で眠っているカメラ、実は「お宝」かもしれません。
「昔使っていたデジカメ、もうスマホがあるから要らないかな…」
「捨てたいけれど、捨て方がわからなくて放置している」
もしあなたがそう思っているなら、少し待ってください。実は今、「あえて古いデジカメを使う」ブームが到来しており、数年前までは二束三文だったカメラに、驚くような値段がついているのです。
この記事では、2025年の最新市場トレンドに基づき、「どんなカメラが高く売れるのか」、そして「どこで売れば損をしないのか」を分かりやすく解説します。
記事に掲載された買取価格は参考価格です。相場、状態により変わります。
1. なぜ今?高く売れるカメラの「意外な正体」
現在、カメラ市場では「最新の高性能機」と「懐かしいオールド機」の二極化が進んでいます。特に注目すべきトレンドをご紹介します。
① プレミア化する「高級コンデジ」
今、最も熱いのがレンズ一体型の高級コンパクトデジタルカメラです。人気すぎて新品が手に入らないため、中古価格が定価を超えることも珍しくありません。
- 富士フイルム X100シリーズ: クラシックな見た目が若者に大人気。特に「X100V」や後継機は入手困難で、9万円〜18万円前後の高値で取引されることもあります。
- RICOH GRシリーズ: 「究極のスナップシューター」としてプロにも愛用者が多く、価格が落ちません。GR IIIなどは10万円前後の買取が期待できます。
② 「エモい」写りで再評価されるオールドコンデジ
2000年代〜2010年頃の古いデジカメが、「スマホには出せないレトロな写りがエモい」としてZ世代を中心に大流行しています。特に「CCDセンサー」という昔の部品を使ったカメラは、こってりとした独特の色味が出るため人気です。
💡こんな機種持っていませんか?
- Fujifilm FinePix F31fd: かつての名機。以前は数百円でしたが、現在は12,200円前後になることも!
- Canon IXY DIGITAL 10: 真四角のデザインが人気。9,000円前後の買取実績も。
- CONTAX T3: フィルムカメラですが、数十万円単位の超高額アイテムです。
2. 「近所のリサイクルショップ」で売ってはいけない理由
「面倒だから近所の総合リサイクルショップで売ろう」と考えていませんか? 実はそれが一番の損かもしれません。
多くのリサイクルショップでは、カメラを「冷蔵庫や洗濯機と同じ家電」として扱います。「製造から5年以上はジャンク扱い」というマニュアルがあるため、先ほど紹介した「古くても価値があるカメラ」が数百円で買い叩かれてしまう悲劇が起きています。
カメラの本当の価値を知っているのは、市場相場をリアルタイムで把握している「カメラ専門買取業者」だけです。価値ある資産を守るためにも、専門店への依頼を強くおすすめします。
3. 目的別!おすすめのカメラ専門買取業者5選
全国対応しており、安心して任せられる業者を厳選しました。あなたの状況に合わせて選んでみてください。
マップカメラ (Map Camera)
【おすすめ】買い替え検討中の方・美品をお持ちの方
最大の特徴は「ワンプライス買取」です。指定された機種であれば、多少のキズがあっても減額されず、定額で買い取ってくれます。「いくらになるか分からない」という不安がありません。公式サイトを見る
カメラのキタムラ
【おすすめ】箱を捨ててしまった方・対面で相談したい方
全国に店舗がある安心感が魅力。特筆すべきは、店舗やキャンペーンによっては「箱や説明書がなくても減額なし」で対応してくれる点です。バッテリーと充電器があればOKという柔軟さは大きなメリットです。公式サイトを見る
バイセル (BuySell)
【おすすめ】遺品整理・大量の機材を処分したい方
出張買取の最大手です。カメラだけでなく、三脚や防湿庫の中身、あるいは着物など、家中の不用品をまとめて査定してくれます。上場企業ならではのコンプライアンス遵守で、無理な買取などの心配もありません。公式サイトを見る
福ちゃん
【おすすめ】初めての方・丁寧な接客を求める方
「心」を大切にする買取を掲げており、なぜその価格なのかを丁寧に説明してくれます。女性査定士が対応するプランなどもあり、安心感を重視する方に選ばれています。公式サイトを見る
カメラのナニワ
【おすすめ】マニアックな古いカメラをお持ちの方
老舗ならではの専門知識で、クラシックカメラやオールドレンズの価値を正しく評価してくれます。ベテラン査定士の目利きが必要なアイテムに最適です。公式サイトを見る
4. 売る前に確認!査定額を下げないための「3つの準備」
最後に、トラブルを防ぎ、少しでも高く売るための注意点をお伝えします。
① データ消去は「初期化」だけでは不十分?
カメラのメニューにある「全画像削除」や「フォーマット」だけでは、実はデータは完全には消えておらず、復元ソフトで読み取れてしまうリスクがあります。
対策:「物理フォーマット」機能がある場合はそれを使いましょう。ない場合は、初期化した後に「レンズキャップをしたまま真っ暗な写真をカード容量いっぱいまで撮影する」ことで、古いデータを無意味なデータで上書きし、復元不可能にすることができます。
② 「三種の神器」を揃える
以下の3点は査定額に大きく影響します。
- バッテリーと充電器: これがないと動作確認ができず、ジャンク扱いになってしまいます。必ず探しておきましょう。
- 元箱: 特に人気機種では数千円の差が出ます。
- SDカードの抜き忘れに注意: これは付属品ではありません。入れたまま売ってしまうと、個人情報保護のため破棄され、返ってこないことがほとんどです。
③ センサーには触らない!
外装のホコリを拭くのは良いことですが、レンズを外した中にあるセンサー(撮像素子)だけは絶対に触らないでください。指紋がついたりキズがつくと、修理費がかさみ買取価格が暴落します。ブロアーで風を当てる程度にしておきましょう。
デジタルカメラの価値は日々変動しています。まずは無料査定を利用して、あなたのカメラの価値を確かめてみてはいかがでしょうか。

